九州・沖縄の「中堅企業」468社

 東京商工リサーチ福岡支社は5月2日、九州・沖縄の「中堅企業」が今年3月末時点で468社に上ったとの調査結果を発表した。前年比では2.6%(12社)増えた。政府は、大企業のうち従業員数2000人以下を「中堅企業」と位置付け、税優遇枠を新設するなど産業競争力強化法を改正する方針。
 九州・沖縄の約12万社に占める「中堅企業」の割合は0.3%。「大企業」は0.02%(28社)で、99%超は「中小企業」となる。中堅企業の業種別では「サービス業他」が31%で最多。次いで「小売業」が28%で続いた。売上高ではディスカウントストアのトライアルカンパニー(福岡市)が5656億円で最も多かった。