西山常務が社長に昇格へ
2025年03月28日
九州電力

九州電力(福岡市)は3月27日、西山勝・取締役常務執行役員(61)が社長に昇格する人事を発表した。池辺和弘社長(67)は代表権のある会長に就く。社長交代は7年ぶりとなる。瓜生道明会長(76)は貫正義相談役(80)とともに特別顧問に就任する。いずれも6月の株主総会後の取締役会で正式決定する。
池辺氏は2018年に社長に就任。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の40年超の運転期間延長を実現したほか、大手電力10社でつくる電気事業連合会の会長(20〜23年度)に、主要3電力以外から初めて就いた。西山氏は経営企画部門が長く、海外事業に携わった経験もある。23年からは、発電や電力小売りなどを担うエネルギーサービス事業統括本部のトップを務める。
西山 勝氏(にしやま・まさる)東大経卒、1986年九州電力入社。経営戦略グループ長、執行役員国際室長などを経て、23年6月から取締役常務執行役員エネルギーサービス事業統括本部長。福岡県出身。