宮崎空港初、ソウル便「毎日運航」

 宮崎県は8月30日、韓国のアシアナ航空が運航する宮崎—ソウル(仁川)線について、冬季ダイヤとなる10月27日以降、増便されると発表した。現在の週3往復から週5往復に増便され、12月18日から来年3月29日までは週7往復となる。宮崎空港の国際定期便が毎日運航するのは初めて。同社は、円安によるインバウンド需要に加え、好調なゴルフ需要を見込んでいる。
 宮崎—ソウル線は2001年に就航。コロナ禍での約3年半の運休を経て、昨年9月下旬に再開。今年3月末までの搭乗率は84.4%で、ゴルフ客の需要が少なくなる4月以降も70%超と好調に推移している。冬場は搭乗客の8、9割をゴルフ客が占めるという。県内での消費も大きく、県は経済効果を見込んでいる、同空港の国際定期便はほかに、チャイナエアライン(中華航空)の台北線が運休中。