酒井常務が社長に昇格へ
2024年05月01日
トキハ
百貨店のトキハ(大分市)は4月29日、池辺克城社長(67)が相談役に退き、後任に酒井祐一常務(63)が昇格する人事を内定した。5月21日に開催予定の定時株主総会で正式決定する。トップ交代は2014年5月以来、10年ぶり。
2024年2月期決算(単体)は、売上高が前期比3%増の536億円、経常損益は8600万円の赤字(前期は5億3900万円の黒字)となった。グループ会社からの配当金が減り、借入金の利払いなどがかさんだ。
酒井 祐一氏(さかい・ゆういち)中央大文卒、1984年トキハ入社。20年取締役、22年常務。大分市出身。