社長に「にしけい」大坪前社長
2024年07月01日
博多座
公設民営の劇場「博多座」(福岡市博多区)は6月28日、株主総会と取締役会を開き、貞刈厚仁社長(70)が取締役相談役に就き、後任に総合警備会社「にしけい」前社長の大坪潔晴氏(70)が就任した。大坪氏は九州電力の元執行役員で、九電子会社の北九州エル・エヌ・ジー(北九州市)や、にしけい社長を歴任。経営経験が豊富で、同劇場の顧客拡大やブランド力向上などを目指す。貞刈氏は2013〜19年に福岡市副市長を務め、19年6月から博多座の社長を務めていた。
大坪 潔晴氏(おおつぼ・きよはる)熊大法卒、1976年九州電力入社。秘書課長、電源立地対策部長、佐賀支店長、北九州エル・エヌ・ジー社長などを経て、2018年10月にしけい。顧問、専務を経て19年6月から社長を務め、24年6月19日付で退任した。福岡県出身。