合志市に18年ぶり「新支店」

新店舗「みよしスマート支店」のイメージ
新店舗「みよしスマート支店」のイメージ

 九州フィナンシャルグループ(FG)傘下の肥後銀行(熊本市、笠原慶久頭取)は6月20日、熊本県合志市に新店舗を来年2月に開業すると発表した。TSMC(台湾積体電路製造)の熊本工場が立地する同県菊陽町に隣接しており、人口増加に伴う資金需要を取り込む。新支店の開設は、2007年の嘉島支店(熊本県嘉島町)以来18年ぶりとなる。
 新支店「みよしスマート支店」は、熊本電気鉄道・御代志(みよし)駅の近くに開設。鉄骨平屋建てで、敷地面積は約1440平方メートル。通常の支店のほか、ローンプラザを併設。資産運用などの相談機能を強化するほか、住宅ローンを含む各種ローンをワンストップで提供する。預金などの事務対応はタブレット端末を使ってデジタル化。窓口業務の効率化で顧客の利便性を高める。