悠悠ホームなどと「耐震住宅」
2025年01月09日
積水ハウス
積水ハウス(大阪市)は1月8日、独自技術を提供して耐震性に優れた木造住宅を共同で建築する「SI事業」で、悠悠ホーム(福岡県大野城市)など3社と提携したと発表した。これまでに5社と提携しており、福岡、北海道、広島の3社が加わった。大手企業の技術力と地場企業の営業力で全国展開を加速。2027年度に500棟、29年度までに1000棟の販売を目指す。
積水ハウスは、住宅の基礎部分と柱を直接接合して耐震性を高める工法などの独自技術を持つ。SI事業は23年9月にスタート。同社が住宅の構造部分を施工し、外装や内装、販売を提携する住宅メーカーが担う。耐震性のほか、間取りの自由度も確保できるという。悠悠ホームは1989年に創業。福岡、佐賀、熊本を中心に木造住宅を5000棟以上手掛けてきたという。