湯布院の2施設が「二つ星」

 日本ミシュランタイヤは7月4日、独自の指標「ミシュランキー(鍵)」で評価した国内の宿泊施設を発表した。ミシュランのホテル格付けは今回が初めて。九州では〝三つ星〟に相当する最高評価の「3キー」は該当がなかった。「2キー」には大分県由布市湯布院町の「ENOWA YUFUIN」と「亀の井別荘」の2施設が選ばれた。
 九州の「1キー」は6施設で、ザ・リッツ・カールトン福岡(福岡市)▽五島リトリートray by温故知新(長崎県五島市)▽旅亭 半水盧(同県雲仙市)▽ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ(大分県別府市)▽雅叙苑(鹿児島県霧島市)▽sankara hotel&spa屋久島(同県屋久島町)。選定対象は、建築やインテリアデザイン、サービスの質、価格に見合った体験ができるなど、五つの評価基準を満たした施設。全国では、「3キー」は東京都千代田区の「パレスホテル東京」や神奈川県箱根町の「強羅花壇」など6施設、「2キー」は17施設、「1キー」は85施設だった。