長江幹線港の物流量更新

【寄稿】高橋孝治の中国「深層(真相)」拾い読み(第194回)

 『人民日報』2024年8月13日付6面に「長江幹線港における今年7月までの貨物取扱量は22億トンを超えた(前7月長江干線港口完成貨物呑吐量超22億吨)」という記事が掲載されました。これによれば、今年1月から7月までの長江幹線港の貨物処理量は22億6,000万トンで、前年比4.3%増だったとのことです。
 中国経済の不調が伝えられていますが、人口の多い国なので、通常の生活物資の輸送だけでも相当な経済規模になりそうです。

●高橋孝治(たかはし・こうじ)
アジアビジネス連携協議会・実践アジア社長塾講師/大明法律事務所顧問。中国・北京にある中国政法大学博士課程修了(法学博士)。専門は中国法、台湾法。法律諮詢師(中国の国家資格「法律コンサル士」。初の外国人合格)、国会議員政策担当秘書有資格者。現在は、立教大学アジア地域研究所特任研究員、韓国・檀国大学校日本研究所海外研究諮問委員も務める。