「みやこ行橋バイパス」など整備

 国土交通省は4月1日、2025年度の公共事業の予算配分(箇所付け)を発表した。九州地方整備局の総事業費は、前年度とほぼ同額の8232億4500万円。新規事業として、福岡県東部のみやこ町と行橋市を結ぶ「国道201号みやこ行橋バイパス」のほか、熊本県の「国道57号熊本環状連絡道路」の整備などを盛り込んだ。
 国道201号は、福岡市東区から筑豊地区を経て苅田町に至る延長91キロの主要幹線道路。みやこ行橋バイパスは、みやこ町勝山松田と行橋市吉国を結ぶ延長約7.4キロ。新たに2車線のバイパスを整備する。同区間は国道201号で唯一、4車線化やバイパス整備が事業化されていなかった。交通渋滞緩和のほか、苅田港や北九州空港とのアクセス改善で沿線の産業活性化が期待される。総事業費は610億円で、25年度は500万円を配分する。国道201号では「八木山バイパス」の一部区間が3月30日に4車線・再有料化された。
 熊本環状連絡道路は、九州自動車道・熊本北ジャンクション(JCT、合志市)と熊本西環状道路・下硯川インターチェンジ(熊本市北区)を結ぶ延長約3.9キロ。熊本市と大分市をつなぐ高規格道路・中九州横断道路(全長120キロ)の一部で、周辺では台湾積体電路製造(TSMC)の進出で交通渋滞が深刻化している。総事業費は約920億円で、今年度は1億円を配分する。