第1号は新上五島町の「養殖クロマグロ」

石田信明・新上五島町町長(左)、大石賢吾・長崎県知事(右)

 長崎県は、水産物の消費拡大や地域の活性化を図る「推し魚(おしうお)プロジェクト」をスタートした。第1号として、新上五島町の「養殖クロマグロ」を選定。3月17日に長崎市内で県と同町が連携協定を結んだ。県は2026年度までに4魚種程度の「推し魚」を選び、各市町と連携したプロモーションを展開していく。
 同県の養殖クロマグロの生産量は全国トップ。他県の養殖産地に比べて北に位置しているため、海水温が低く成長が遅い一方で、身の引き締まった赤身ときめ細かいトロが特徴。新上五島町では、地元の生産者や観光事業者、飲食店、ホテルなどが「上五島養殖まぐろ振興協議会」を設立し、町内でマグロ解体ショーなどを定期的に開催している。町内の飲食店10店舗で、生本マグロを使ったすしやマグロ丼、イタリアンなどが味わえる「生本マグロ飲食店フェア」(4月20日まで)を開催中で、養殖マグロの餌やりが見学できるクルージング(約2時間)の運航も開始した。