天神の「再開発ビル」開業
2025年01月31日
ヒューリック
不動産大手ヒューリック（東京）は1月31日、福岡市・天神の複合ビル「ヒューリックスクエア福岡天神」を開業した。市の再開発促進策「天神ビッグバン」の規制緩和を活用し、所有していたオフィスビルを再開発した。地上19階、地下3階建てで、延べ床面積は約2万平方メートル。低層階は商業フロア、中層階はオフィスフロア、高層階にはホテルが入る。
新ビルは、福岡パルコの西側に立地。地下2階は市営地下鉄天神駅に直結する。商業フロア（地下2階〜地上2階）には8店舗が入居。九州初出店となる「焼肉トラジ」や京都発祥のパン店「GRANDIR」、「ワインの酒場。Di PUNTO」などのほか、中華料理店「天神華都飯店（シャトーハンテン）」が移転開業する。「ツルハドラッグ」やビジネスウエアの「ONLY」、九州初出店の「ReCORE 鍼灸（しんきゅう）接骨院」も入居する。3〜8階はオフィスフロア。9階は庭園。10〜19階はヒューリック子会社が運営する「ザ・ゲートホテル福岡」（171室）が4月24日に開業予定。同ホテルは九州初進出で、全国では6カ所目となる。
