西鉄、JR九州などと連携協定
2025年02月14日
福岡県粕屋町

福岡県粕屋町は2月12日、西日本鉄道(福岡市)、JR九州(同市)、人工知能(AI)を活用したバス事業のネクストモビリティ(同市)と持続可能な公共交通体系の構築に関する協定を結んだ。JRの鉄道駅や西鉄のバス停、病院や商業施設など目的地間を結ぶ二次交通の強化で連携する。
粕屋町は町内の指定コースを巡回する「ふれあいバス」を運行しているが、今後はネクストモビリティの小型バス「のるーと」に移行する。停留所は150カ所以上を想定。既存の70カ所に加え、住宅街や保育所など80カ所以上を新設することを見込んでいる。ネクストモビリティは三菱商事と西鉄の共同出資会社。のるーとは、利用者の予約に応じてAIが運行ルートを作成する。普通2種免許で運転が可能で、バス運転手不足にも対応できるとしている。