「宮崎—台北」4年9カ月ぶり再開

 宮崎県は9月11日、運休中の「宮崎—台北(桃園)」線について、台湾の格安航空会社(LCC)「タイガーエア台湾」が11月下旬に就航する見込みであることを明らかにした。同路線の定期便再開は4年9カ月ぶりとなる。週1往復で、発着する曜日や時刻などは近日中に同社から正式発表されるとしている。
 宮崎—台北線は、同社の親会社「チャイナエアライン(中華航空)」が週2往復していたが、コロナ禍で2020年2月から運休中。タイガーエア台湾は九州では福岡、佐賀両空港で運航。同社は九州周遊の団体旅行なども想定しているとみられる。宮崎空港では、韓国のアシアナ航空が週3便のソウル線を10月下旬から週5往復に増便するほか、12月から来年3月まで毎日運航すると発表している。県は、遅れているインバウンド(訪日外国人客)の回復で経済効果につなげたい考え。