分譲マンションに「顔認証」導入
2024年06月17日
第一交通産業
第一交通産業(北九州市、田中亮一郎社長)は6月11日、北九州市内で建設中の分譲マンションにDXYZ(東京)の顔認証システム「FreeiD(フリード)」を導入すると発表した。入居者がスマートフォンアプリで顔を登録すると、エントランスや宅配ボックス、フィットネスルーム、通用口など6カ所の共用部が解錠できる。九州の分譲マンションでFreeiDを導入するのは初めて。
マンションは、JR黒崎駅(八幡西区)から徒歩約6分に立地する「グランドパレス黒崎マークスタワー」(139戸)。地上20階と15階建てで、2026年2月に完成予定。間取りは2 LDK、3 LDK、4 LDKで、占有面積は55.46平方メートルから125.83平方メートルの全14タイプ。両社は今後、第一交通産業が手掛けるマンションへのFreeiD導入のほか、タクシー事業やバス事業などでも協業を進め、新たなまちづくりの実現・地域社会の発展を目指す。