「小倉京町センタービル」起工式
2024年12月27日
北九州市の再開発促進「第2弾」
不動産開発の中西興産(北九州市)は12月25日、JR小倉駅近くで建設するオフィスビル「小倉京町センタービル」(小倉北区)の起工式を開いた。北九州市がIT(情報技術)関連企業誘致に向けて進める再開発促進事業「コクラ・クロサキリビテーション」の第2弾で、市が最大10億円を補助する。2026年8月に完成予定。総事業費は約40億円。
同ビルは、JR小倉駅から徒歩5分の場所に立地。地上11階建てで、敷地面積は約1250平方メートル、延べ床面積は約8000平方メートル。50台収容の立体駐車場も備える。1階にはカフェスペースなどが検討されているほか、関門海峡を望める屋上庭園なども整備されるという。市は21年度に「コクラ・クロサキリビテーション」を開始。同事業を活用した第1弾として、24年7月にオフィスビル「BIZIA KOKURA(ビジア小倉)」が完成した。
