「ぎょうざの丸岡」と資本業務提携

「ぎょうざの丸岡」店舗(福岡市)

 鹿児島銀行が全額出資する「かぎん共創投資」(鹿児島市)は1月29日、生ギョーザ製造販売の「ぎょうざの丸岡グループ」(宮崎県都城市)の株式を取得し、資本業務提携を結んだと発表した。株式の比率や取得額は非公表。かぎん共創投資は、地元企業の成長支援など行う投資専門子会社として2023年に設立。資本業務提携は、鹿児島・宮崎地域で2件目となる。
 ぎょうざの丸岡は、精肉店として1946年に創業。生ギョーザの製造・宅配事業を手掛ける「ぎょうざの丸岡」、九州で16店舗を運営する「マルオカ」、グループ全体の不動産管理・経理を担う「丸岡総合管理」の3社で構成。従業員は計217人。同グループの丸岡久浩社長など経営陣はそのままで、かぎん共創投資が社外取締役を派遣する。鹿児島銀行グループのネットワークを活用し、販売・出店戦略など事業拡大に向けて支援する。