「ライドシェア」福岡の18社許可

ライドシェア

 一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」について、九州運輸局は5月27日、福岡市と周辺市町を含む「福岡交通圏」のタクシー会社18社に運行許可を出した。九州では初めて。タクシー会社と契約するケースが多いとみられ、各社はドライバーの確保など運行に向けた準備を進めている。6月にも運用が始まる見通し。
 ライドシェアを利用する場合、原則として配車アプリを使う。運行できるのは、月〜木曜の午後4時〜同9時台▽金、土曜の午後4時〜翌日午前5時台▽日曜の午後3時〜同9時台で、タクシー不足が顕著な時間帯に限られる。配車アプリについては、日本交通系の「GO(ゴー)」や、中国系の「DiDi(ディディ)」などの運営会社が福岡でのサービス開始を表明している。東京や愛知では4月以降、順次運行が始まっている。