ガストなど12店を「資さん」に
2025年02月14日
すかいらーくホールディングス

外食大手「すかいらーくホールディングス」(HD、東京)は2月13日、2025年中にファミリーレストラン「ガスト」などグループの既存ブランドの12店を「資さんうどん」に業態転換することを明らかにした。資さんうどんは北九州発祥のうどんチェーンで、同HDが昨年10月に約240億円で買収。関東1号店として12月下旬に開業した「八千代店」(千葉県八千代市)が好調で、全国チェーン化を加速する。
資さんうどんの2024年12月期の売上高は前期比2割増の約160億円。同HDの連結売上高を43億円押し上げる効果があったとしている。「八千代店」の1月末時点の平均客数は1日2000人以上で、月商は約7000万円に上った。25年の新規出店は関東を中心に21店の予定で、業態転換での出店が約6割を占める。26年以降は毎年40〜50店を出店し、数年内に現在の3倍となる200店規模を目指す。