熊本県菊陽町に「営業拠点」開設

「熊本CSセンター」イメージ

 製鉄・化学プラントの建設などを手掛ける高田工業所(北九州市、髙田寿一郎社長)は9月30日、熊本県菊陽町に営業拠点となる「熊本CSセンター」を11月22日に開設すると発表した。同町には台湾積体電路製造(TSMC)が進出しており、半導体関連産業が集積する熊本地区で販路拡大を目指す。
 同社はプラント事業で培った技術力を生かし、設備診断事業と半導体関連の装置事業を展開している。熊本CSセンターは平屋建てで、敷地面積は約750平方メートル、延べ床面積は約130平方メートル。センターでは、「電流情報量診断システムT-MCMA」のデモンストレーション、半導体の基板材料を切断する「超音波カッティング装置」のカットサンプルや各種技術紹介パネルなどを展示する。