来年は長崎・宮崎加え「5県」で開催

 国際自転車競技連合(UCI)の公認レース「マイナビ ツール・ド・九州」の実行委員会(会長=倉富純男九州経済連合会会長)は10月4日、3回目となる2025年大会の日程と開催地を発表した。日程は10月10〜13日の4日間。これまで福岡、熊本、大分の3県で開催してきたが、新たに長崎、宮崎両県が加わり、計5県でレースを展開する。
 初日の10日に長崎県佐世保市内を周回する「クリテリウム」で開幕する。11日は福岡県、12日は熊本県、最終日の13日は大分、宮崎両県を舞台にレースが展開される。2県にまたがるコース設定は初めて。
 ツール・ド・九州は、地元の経済団体などが災害やコロナ禍からの復興を掲げて23年10月に初開催した。2回目となる「マイナビ ツール・ド・九州2024」は、国内外18チームの108人が参加し、10月11日に北九州市で開幕する。12日に大分県、13日に熊本県、最終日の14日は福岡県でレースが行われ、宗像大社(宗像市)でゴールする。約10万人の集客を見込み、インターネット中継も行う。