「福岡—広州」8年ぶり復活へ

 福岡空港を運営する福岡国際空港(福岡市、田川真司社長)は8月7日、中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空が、福岡空港と中国・広州を結ぶ路線を9月に開設すると発表した。福岡—広州線は中国南方航空が2016年10月に撤退しており、8年ぶりの復活となる。9月20日から10月26日まで毎日1往復する。春秋航空は10月末以降の継続についても準備を進めているという。
 使用機材はエアバス320(180席)。運航スケジュールは、いずれも現地時間で広州発午前6時55分、同10時55分福岡着。福岡発午前11時55分、午後2時30分広州着。春秋航空は福岡空港から上海線、大連線を運航しており、運休中の寧波線と合わせ4路線目。福岡空港発着の国際線は、運休中の6路線を含め24路線となる。広州は中国南部に位置する広東省の省都で、福岡市と1979年に姉妹都市協定を結んでいる。