1月20日から「週休3日制」試行
2025年01月06日
北九州市

北九州市は、市職員の働き方改革として、週休3日が可能となるフレックスタイム制を1月20日から試行する。消防や学校現場、非常勤職員などを除く職員が対象で、課題を精査した上で本格導入を検討する。市の若手職員からの提案を受けたもので、人材確保につなげる狙いもある。週休3日の取り組みは、政令市で初めてという。
新制度は、従来と同じ1週間当たり38時間45分の勤務時間を維持した上で、始業は午前7〜10時、終業は午後3〜8時の間でそれぞれ設定できる。総労働時間が確保できれば、週1日を限度に土日以外の「週休日」が取得可能となる。育児や介護のほか、リスキリング(学び直し)や余暇の確保など理由を問わず申請でき、1〜4週間の単位で選択できる。また、職員の服装に関してノーネクタイ、ノージャケット、ノーカラーの軽装化を通年で可能とした。武内和久市長は「働きやすく、就職先として選ばれる市役所を目指していく」としている。