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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
元寇「元寇の遺跡・遺物」
陸海に豊富な蒙古襲来のあしあと 13世紀後半、モンゴル軍が侵攻した「元寇」は、北は鎌倉から南は玄界灘沿岸まで、今も多くの足跡を遺(のこ)す。その遺跡・遺物は、陸では博多湾沿岸の防塁、海では伊万里湾鷹島(たかしま)のモンゴル軍沈没船を嚆矢(こうし)とする。 今後も発掘されるであろうが、福岡市に絞ってその主たる史跡を列記すれば、左記のとおりである(福岡市教育委員会「史跡 元寇防塁」)。 ▽糸島半島~今…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
<次の一手 第84局>詰将棋・詰碁
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
寸談余話(3)ALSOK九州・境田芳幸社長/SCSK九州・古川成人社長
警備大手がジビエ肉を販売 自社のICT技術使い地域貢献 野生鳥獣による農作物被害が全国的な課題となる中、警備大手のALSOK九州(福岡市)がジビエ肉の販売事業に力を入れている。同社が福岡県添田町を中心にイノシシやシカなどを捕獲し、処理や販売までを一貫して行う。現在、同町にある道の駅で販売している。境田芳幸社長は「適切に処理されたジビエ肉は、獣臭がなくおいしい」と話す。 事業を始めたのは昨年末。地域の安…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
高橋孝治の中国法表層深層(18)
「社会の安定」に秘められた真意とは 「高橋孝治の中国『深層(真相)』拾い読み(第204回)『人民群衆への奉仕』に新解釈?」(財界九州ONLINE、2024年9月20日更新)で、『人民日報』2024年9月19日付19面に「人民群衆への奉仕は、安全安定の維持(服務人民群衆 維護安全穏定)」という記事が掲載されたと述べました。今回は、これについてウェブ版より深く検討してみます。 この記事では「夏の治安維持の特徴について、公安…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
KAIL/池田工業社長 池田晃寿氏(12期)/増田石油 経営企画部 部長 脇屋 達美(あけみ)氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
九州大相撲伝「日本統治下の朝鮮咸鏡(かんきょう)南道洪原郡出身 力道山光浩(9)」
プロレスは八百長なのか⁉ プロレスについては、早くから真剣勝負ではない、との疑念がもたれ、八百長説がささやかれていた。発表順にあげてみると、牛島秀彦著『力道山 大相撲・プロレス・ウラ社会』(第三書館)にはこうある。 〈朝日は毎日が「力道山プロレス」を後援することを決めた一九五三(昭和二十八)年十二月末に、「プロレスとは八百長がらみの競技」という六段ブチ抜きの記事を掲載していた〉 続く翌年、『…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈明月堂〉「博多通りもん」お盆も好調 工場の設備更新し10月稼働
博多土産の定番「博多通りもん」は、今年の夏の猛暑にも負けず、好調な売れ行きを見せた。 例年、お盆を挟む8月は、帰省客らのお土産需要で一番の繁忙期となるが、博多通りもんを製造販売する明月堂(福岡市)では、今年も博多駅にある4店舗や、福岡市営地下鉄七隈線の櫛田神社前駅から近い川端店などの各店が大繁盛。インバウンド効果もあり、看板の博多通りもんや、玉露の風味をまるごと練り込んだ濃厚な味わいの「博多玉露…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
【Report 博多駅お土産動向】九州の陸の玄関口「博多駅」 利用客は1日約30万人誇る
九州最大のターミナル駅である博多駅は1日約30万人が利用する駅で、九州の陸の玄関口として県内外から多くの人々が訪れている。駅コンコースや各商業施設もお土産品を多くそろえており、九州土産をワンストップで購入できる「銘品蔵」などを運営するJR九州リテール(福岡市)や九州一円からメーカーが集積する「マイング」などを運営する博多ステーションビル(同)、「みやげもん市場」や「いっぴん通り」を運営するJR博多シテ…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
【業界トピック】TSMC進出機に台湾と福岡の お菓子企業が交流を深める
TSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出で半導体関連産業を中心に盛り上がりを見せる九州だが、海外市場を見据えたお菓子企業の交流も少しずつ増えている。 そんな中、台湾の経済部商業発展署は台湾のお菓子やベーカリーの知名度向上や販路拡大を図るため、6月30日から7月3日まで台湾の関連業者20社と共に日本を訪れ、最初の訪問地として福岡市を訪れた。当日は如水庵(福岡市)や、隆勝堂(福岡県八女市)を訪問している。 一…
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本誌記事 特集・お菓子
2024年11月号
〈千鳥屋本家〉“シンプルでおいしい”菓子 永く愛される「千鳥饅頭」
「千鳥饅頭」は、白インゲンを材料にした白あんを、小麦粉と卵、砂糖をこね上げた皮で包み焼き上げ、仕上げに「千鳥」の焼き印を押す。考案者は千鳥屋本家(福岡県飯塚市)の原田実樹宜社長の祖父である原田正雄氏で、研究を重ねた末、「水鏡せると伝ふる天神のみあしのあとに千鳥群れ飛ぶ」という菅原道真公の故事から「千鳥饅頭」の名前をつけた。 1927年、千鳥饅頭の完成と同時に飯塚市で「千鳥屋」を開店、千鳥饅頭や丸ボ…