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本誌記事 グラフ
2023年12月号
Kyushu PHOTOGRAPH「北九州市門司区東港町」
門司港レトロハイマート 門司港レトロハイマートは同地区の高層マンション。日本を代表する建築家、黒川紀章氏により設計された建物。地上31階、高さ103メートル。展望室からは関門海峡や門司港レトロの街並みを一望できる。西に陽が沈み、空が赤く染まった後、ライトアップした夜景に変わる美しさは息をのむ。特に11月下旬からはイルミネーションで門司港の街並みがガラス張りの開放的な空間から楽しめる。
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本誌記事 春夏秋冬
2023年12月号
働く父の背中
棟方志功が画家を志して青森から上京したのは1924(大正13)年、21歳のときだった。納豆売りや靴直し、看板描き、印刷会社などで働きながら絵を描き、公募展に挑戦するものの、画壇に顔がきく師匠がいるわけでもなく、絵の勉強を基本的にしたこともないので入選するのがやっとで、なかなか芽が出ない。 そんなとき日本創作版画協会展で川上澄生や古川龍生(りゅうせい)の作品に出会い、版画は日本のものだ、ゴッホも日本の版…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
回顧2023
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【電力】玄海4号機稼動で九電は収支改善/カーボンニュートラル目指し事業進むも「道半ば」
燃料費の高騰と円安が影響し、九州電力(福岡市、池辺和弘社長)の2023年3月期決算は大幅な赤字を計上した。同様の理由で大手電力7社が電気料金(規制料金)の値上げに踏み切った中、九電は見送った。その背景には、玄海4号機の運転再開によって収支改善の見通しが立ったことがある。一方で九電は、カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー(再エネ)の開発量を増大する施策を着々と講じている。 前期は大幅赤…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【半導体産業】TSMC進出受け相次ぐ関連投資/半導体人材の「確保と育成」で産学官が動く
半導体受託生産(ファウンドリー)で世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)の熊本県菊陽町への進出を受けて、半導体産業を中心とした動きが活発化している。昨年12月にはソニーグループが数千億円を投じて新工場を建設することを発表。さらにTSMCが第2工場も隣接地に建設する意向を表明し、正式決定が秒読み段階となっている。それに伴い、熊本大学などでは新学部を新設するなど、人材の確保や育成に九州の産学官が動き出した。…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【沖縄】国内客急回復も人手不足が深刻に/「那覇港港湾計画」改定で軍港返還に大きく前進
昨年秋からの行動制限緩和と全国旅行支援で、沖縄は一気に明るさを取り戻した。最大の要因は、基幹産業である観光が再生の途に就いたこと。インバウンドはピークだった2019年と比べて6割強だが、国内客数は同年並みに戻っている。他方、那覇軍港移設の前提となる那覇港港湾計画の改定、那覇都市圏における物流施設の相次ぐ建設など、新たな地域の活力創出につながる動きもあった。 人気の高さを反映して 国内客数は19年並みに …
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【再開発】福岡大名ガーデンシティついに開業/JR長崎駅ビルの「商業面積」は九州2番目
福岡市で進められている「天神ビッグバン」の中核と位置付けられていた大名小学校跡地に今年6月、外資系五つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」が入る「福岡大名ガーデンシティ」が全館開業した。福岡市以外では、昨年9月に、西九州新幹線が開業したJR長崎駅に隣接するエリアで進められている再開発事業「アミュプラザ長崎新館」が11月10日に開業した。同施設の商業面積は博多駅に次いで九州で2番目となる。 規制緩和第2…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【トップ人事(経済団体)】九経連は倉富体制が2期目に/福同友は瓜生・小笠原両氏が代表幹事に就任
九州経済連合会(九経連)は、倉富会長体制が2期目に入った。注目されたのは常務理事に九州電力出身者が起用されたことで、次の九経連会長の地ならしではないかとの見方になっている。福岡経済同友会は、九電会長の瓜生道明氏と安川電機の小笠原浩氏が代表幹事に就任。鹿児島では、同友会代表幹事にカクイックスウィング社長の岩元文雄氏が、経営者協会会長にはカクイックス社長の岩元義弘氏が就いた。 ※記事中、肩書きの「執行…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【首長選】北九州市長選の結果が国政に余波/広瀬大分県政の後継「佐藤前大分市長」が知事に
4月の統一地方選など選挙イヤーとなった今年は、主要都市の首長も変わった。5期20年務めた広瀬勝貞氏の勇退で選挙戦となった大分県知事選は、経済産業省出身で前大分市長の佐藤樹一郎氏が当選した。一方、番狂わせとなったのが北九州市長選。4期務めた北橋健治氏が支援し、与野党の推薦を受けた元官僚を武内和久氏が“どぶ板戦”で激戦を制した。この結果は福岡9区、10区の次期衆議院選候補者選びにも尾を引いている。 広瀬県政…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
【観光(1)(外資系ホテル)】福岡市に九州初五つ星ホテル開業/海外富裕層や国際会議誘致の「受け皿」に期待感
今年は複数の外資系高級ホテルが開業した。6月に、福岡初の外資系五つ星ホテル「ザ・リッツカールトン福岡」が開業。鹿児島では初の外資系四つ星ホテルとなる「シェラトン鹿児島」が5月に開業した。一方では、マリオットグループが「道の駅プロジェクト」を本格化させ、今年だけで九州内に4カ所の宿泊特化型ホテルを開業。インバウンドも回復してきたが、今後は海外富裕層の取り込みなどの“量から質”への受け皿となることが期待…