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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【2024年問題】成果道半ばも労務環境が改善へ/「4週8休制」の徹底に好機見いだす建設会社も
運送業、医師、建設業、砂糖製糖業(鹿児島県と沖縄県)の4業務・事業に対し、2024年4月から罰則付きの時間外労働の上限規制が適用が始まった。対象の4業務・事業は上限規制に対応するため、さまざまな方策を模索しているが、現場の実態との乖離(かいり)を埋めるには、もう少し時間が必要となりそうだ。 高速道SAやPAが満車 待機が「休息」で長時間に 「2024年問題」でもっとも懸念されたのが、物流業界だった。トラック…
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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【沖縄】長期的な発展を描く協議会始動/「コストコ1号店」開店で早くも注目は2号店へ
本島が世界に開かれたゲートウェイとなることを目指す官民連携の協議会「GW(ゲートウェイ)2050PROJECTS」(以下、GW2050)が、8月に発足した。他方、会員制のディスカウントストア「コストコ」の1号店が本島南東部の南城市に開店。今後、県内の流通地図が塗り替わっていくのか、関心が高まっている。 明確に将来ビジョン描き 具体的な実現目指す団体 GW2050協議会は、県経済界と那覇、浦添、宜野湾の3市を構成メンバーと…
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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【人手不足】人材流出の防止へ賃上げ相次ぐ/中小零細は「人件費高騰」が経営圧迫し倒産も
九州の主要企業は今年、相次いで賃上げを実施した。春季労使交渉(春闘)では組合員の要求に満額回答した企業も散見された。また、九州・沖縄の地銀各行が初任給の引き上げを発表、実施した。ただ、中小零細企業の賃上げに関しては労働力の不足に起因する防衛的な対応が多い。 トヨタ、安川は満額回答 賃上げ率の最高は製造業 九州の主要企業は今年の春闘で、基本給の引き上げとなるベースアップ(ベア)を相次いで回答した…
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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【観光】訪日外国人がけん引し拡大続く/各地で相次ぐ「新たな宿泊施設」の開業や計画
2023年5月から新型コロナの部類が変更され、24年の九州観光は、コロナ禍前を上回る状況で推移した。円安効果もあって訪日外国人の増加は著しく、人数と観光消費額ともに9月末で国全体では昨年を上回った。九州でも新たな宿泊施設の開業計画が次々と明らかになり、受け皿もさらに拡充している。 過去最高に迫る外国人客 日本ブームを円安後押し 九州観光機構によると、今年1月から6月までの累計延べ宿泊者数は約2890万人。前…
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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【商業施設】老舗山形屋の経営問題が表面化/九州初のアウトレット「マリノアシティ福岡」閉店
小売業界において、もっとも話題となったのが老舗百貨店の山形屋(鹿児島市)が私的整理での再建。また、佐賀玉屋(佐賀市)も経営権を京都市の不動産会社に譲渡し、本館が営業を終了した。一方、米系のコストコが沖縄に初進出し、小郡倉庫店(福岡県小郡市)が11月に開業するなど新たな動きもあった。 山形屋が私的整理で再建 テナント誘致でテコ入れ 全国で地方百貨店の経営破綻や閉店が相次ぐ中、今年5月には負債総額約3…
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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【道路インフラ】未着手区間が相次ぎ事業化決定/災害時の支援、代替ルートとして「横軸整備」急務
九州の高規格道路のうち「中九州横断道路」と「東九州自動車道」の一部区間で新たに事業化が決定した。また、有明海沿岸道路の整備でも新たな局面を迎えた。近年、頻発する自然災害に対して、高規格幹線道路は支援ルートや代替ルートとして期待が高まっており、全線開通に向けた動きが加速している。 中九州横断道の整備拡大 「大津─大津西」が事業化 国は今年4月、大分市と熊本市を結ぶ中九州横断道路(総延長約120キロ)…
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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【知事選】熊本は木村氏・鹿児島は塩田氏/「政治資金問題」の影響は軽微で“本命”に軍配
今年は3月に熊本県知事選、7月に鹿児島県知事選と続いた。熊本では、前副知事の木村敬氏が元熊本市長らを破り、16年ぶりに知事交代した。鹿児島は、現職の塩田康一氏が元県議ら2人の女性候補を寄せ付けずに2期目へ再選を果たした。両県とも自公が支える本命候補が勝ち切った知事選だった。 蒲島氏は「5選不出馬」 幸山氏が3度目の挑戦 3月7日告示、24日投開票の熊本県知事選は、県政で戦後最長の4期16年を務めた蒲島郁夫知…
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本誌記事 特集・有明海広域圏
2024年12月号
【Top message】長洲町長 中逸 博光 氏「TSMC進出で道路延伸機運醸成 県域越えた連携で魅力を発信」
2022年1月から始まった有明海沿岸道路の三池港IC(インターチェンジ)ー荒尾北IC(仮称)の連絡路延伸工事は、熊本地震の際に九州自動車道を含め県内の道路が大変混雑したこともあり、交通インフラの大動脈として期待している。昨年12月には長洲町ー玉名市間の計画段階評価に着手するなど、県内延伸に向けた動きが活発化している。町内には造船業やサッシ業が立地する長洲工業団地や名石浜工業団地があり、道路の整備でさらなる…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2024年12月号
【スペシャルインタビュー/九州産業大 牛見 宣博 理工学部長に聞く】「学部内融合やジェンダーイノベーションを推進」/「SMArtFusionプログラム」や“女子枠入試”がスタート
デジタル社会の進展や半導体産業への期待感から、経済社会はこれまで以上に理工系人材を求めている。九州産業大(福岡市)も従来からその育成に力を入れており、理工学部から1万5000人を超える卒業生を輩出してきた。2025年度からは、専門分野に加え幅広い知見を持つ人材の育成プログラムも開始する。同学部長の牛見宣博氏にその狙いなどを聞いた。 九州産業大 理工学部長 牛見 宣博 氏 うしみ・のぶひろ/1996年九州大大学院…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年11月号
未来を拓くCross Border 2024(4)本多機工
マレーシアは世界で食用や燃料に使用されるパーム油の生産において、世界第2位の国である。ただ、パーム油の製造過程で排出される水の処理については長年、環境への影響が指摘され、国も企業に対して規制を強化している。その国家的課題に挑むのが、創業73年を誇る老舗ポンプメーカー、本多機工(福岡県嘉麻市)である。 産学連携で挑むパーム油の排水処理 本多機工はオーダーメード型の特殊ポンプを製造し、これまでも世界…