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本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
【油津港】ファーストポート機能で玄関口に
22万トン着岸可の県最大の岸壁 クルーズ船誘致へ県市が連携 今年3月20日、独クルーズ船会社・ハパグロイド・クルーズが運航する豪華クルーズ船「オイローパ」が油津港(日南市)に寄港した。当日は乗客約350人を歓待するセレモニーを開催。河野俊嗣知事や髙橋透日南市長も出席し、歓迎のあいさつを述べた。その後、乗客は日本で唯一、野生馬が生息する都井岬(串間市)、江戸時代の武家屋敷や商人町が残る飫肥(おび)城下町、…
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2024年06月号
【北九州港】フェリー基地機能で物流問題対応
西日本最大の内航物流拠点 新門司にフェリー航路拡充 北九州港は、5市合併で北九州市が誕生した1964年に、外国貿易の門司港、国内流通の小倉港、鉄・石炭などの工業港の洞海港の3港を北九州港と呼称するようになった。その後、港湾地区は段階的に増えて、現在は、市の西側の響灘地区から、東側の新門司地区までを含め、北九州港は20地区で構成されている総称。港湾区域面積が全国第4位、臨港地区面積が全国第2位と港湾の規模が…
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2024年06月号
【博多港】日本海側航路の拡充が今後の鍵に
九州内輸入コンテナの5割 新潟とフィーダー航路開設 自動車・半導体産業が集積する九州の国際物流拠点として成長してきた博多港。東アジアに近接する立地的特性を生かし、自動車(新車・中古車含む)や自動車部品、ゴム製品(タイヤなど)の輸出で九州の経済を支えてきた。九州の港湾で取り扱われる輸出入コンテナのうち5割以上が博多港を経由する。 博多港を結ぶ国際コンテナ定期航路の数は、月間220便、44航路(今年5月1日…
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2024年06月号
【総論】次代に向け海運新時代へ整備着々
島国の日本で海運は、時代を問わず人とモノの重要な輸送手段を担ってきた。今後は、モーダルシフトや働き方改革への対応の必要性から、港湾に求められる機能や果たす役割が高度化・多様化する。各港湾は、立地する条件や周辺環境を踏まえながら、新たな海運時代の幕開けに対応しようとしている。 社会環境の変化を受けて 海運市場の拡大は必至に 国土交通省の資料によれば、輸送機関別にみた国内貨物輸送量に占める内航海運…
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2024年06月号
Radar【民営空港】新中期事業計画をスタート 年間2800万人利用を目指す
福岡国際空港(FIAC、福岡市、田川真司社長=顔写真)はこのほど、2024年度の事業計画と合わせて新たな中期事業計画(24〜28年度)を発表した。28年度の旅客数を2800万人(国内線1800万人、国際線1000万人)に、売上高に当たる営業収益を820億円に、当期利益を50億円にまで引き上げることなどを盛り込んでいる。 FIACは、福岡空港の管制以外の運営を担う会社。西鉄や九州電力などが出資して2018年に設立された。運営がスタート…
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2024年06月号
ゴルフ知恵袋「飛ばしの心得」
ヘッドスピードは飛ばしのポテンシャルを比較するものとして定着していますが、一般ゴルファーを見てみると今さらヘッドスピードを上げようとしてもなかなか思うように速くはならないというのが現状のようです。 効率良く最大飛距離を得るためには、初速アップ、高打ち出し、適正スピンという三つの要素を達成していくことが重要になります。昨今のドライバー規制の影響でヘッド体積や重量、反発力や長さは各メーカーほとんど…
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2024年06月号
寸談余話(1)アジアビジネス連携協議会・中山良一代表理事/西脇病院・西脇健三郎理事長・院長
新たな視点で世界に通用する人材を九州から輩出したい 一般社団法人アジアビジネス連携協議会(福岡市)の中山良一代表理事は「新たな視点に基づいて、法人の設立当初に掲げた目的の実現を目指したい」と語る。発言にある「新たな視点」とは、STEM(ステム)教育のこと。他方、法人の設立目的とは、アジアを中心に世界の国や地域を結ぶグローバル人材を九州から輩出する、ということだ。特に重視する人材は、IT(情報通信)人…
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2024年06月号
寸談余話(2)日本建設技術・原裕社長/九州FG証券・海ケ倉浩文社長
20回目の研究成果発表会開催 参加した新入社員にもエール 建設業を中心に地質調査やコンサルティングも手掛ける日本建設技術(佐賀県唐津市)は毎年、多くの来賓やグループ会社の社員を集め、自社の研究成果発表会を同市内のホテルで開催している。今年で記念すべき20回目を迎え、原裕社長は「この研究成果発表会は私が50代半ばの頃に始めた。これからもこの会を通じて、当社の組織や各社社員を成長させていければ」と述べた。…
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2024年06月号
refresh/伊藤忠商事 武井 克磨 九州支社長 九州・沖縄統括
「初めての乗船で “ハマった”ヨット」 もともとマリンスポーツが好きで、福岡に赴任した直後の2019年にはもっぱらサップを楽しんでいた。そうした中、九州にいた記念として挑戦を思い立ったのが、鹿児島県の屋久島にある宮之浦岳への登山だった。しかし、いきなり九州最高峰に挑むのは無謀だと考え、手始めに、知人から「初心者でも比較的、登りやすい」と教えられた福岡県太宰府市にある宝満山に登った。ところが、何カ所もあ…
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2024年06月号
ホークス「野球振興・地域発展のためのホークスの新たな取り組み」
ホークスが野球振興・地域発展のために福岡県内の老朽化した球場を修繕する「スタジアムリボーンプロジェクト」。その新たな取り組みについてご紹介しよう。 野球を楽しむ環境を少しでも増やしたい 今シーズン開幕直後の3月31日。福岡県八女市にある立山球場で修繕完了セレモニーが開催され、ホークスによる野球教室も実施された。穴が開きさびついたバックネットやダグアウトの修繕・塗装が施され、築40年を超える同球場は…