財界九州ONLINE本誌記事のみを対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年05月号
九州大相撲伝「日本統治下の朝鮮咸鏡南道洪原郡出身 力道山光浩(3)」
力士を廃業して土方になった力道山 力道山の大相撲力士廃業について、親しかった在日二世で元プロ野球選手の張本勲氏が、「なぜ自分で髷をきったんですか?」と尋ねたら、「親方と喧嘩した。親方に結婚するから金を貸してほしいと相談したら、親方の返事は渋く、嫌な顔をされた。それで、将来、大関、横綱になりますから、と言ったら、朝鮮籍の力士は大関、横綱にはなれないんだ、と言われたので、台所へいって包丁で髷をぶち…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年05月号
食楽園「進化する『替え玉』。〔一風堂〕からクラフトビールとなって発売!」
博多の長浜ラーメン屋台で生まれ、いまや海外にまで広まった「替え玉」。麺だけをお替わりすることだが、ついにクラフトビール「KAEDAMA ALE(カエダマ エール)」にまで進化し、昨年8月〔一風堂〕から発売された。 「替え玉」と「ビール」がなぜ結び付くのか。まずは岩波書店『広辞苑』から「替え玉」を引いてみたい。 かえ︲だま〔替え玉〕 (1) 本物のように見せかけてその代わりに用いる偽物。 (2) 本人だと偽…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年05月号
九州の志士「安川財閥の創始者『安川敬一郎』」
炭坑事業への参画 坑夫から炭鉱王へ 安川敬一郎は慶應義塾を中退して炭鉱事業に参画したものの、当時の炭鉱事業は不振の時期でもあり、さらに石炭業に関する知識や経験があったわけではなかった。そこで安川敬一郎は、約3年間、坑夫と生活をともにして実地を経験した。 氷川隠士著『実業家立身傳』によれば、77(明治10)年に筑豊の炭鉱を巡視していた外国人技師に安川敬一郎は自身の炭鉱を評価してもらった。その際、「此…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年05月号
DATAでみる九州「宿泊稼働指数」
今年2月全国の宿泊稼働指数は3カ月ぶりにマイナス 都道府県別では宮崎県がプロ野球キャンプでトップ
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年05月号
高橋孝治の中国法表層深層(12)
中国共産党の指導強める「国務院組織法」改正 2024年3月11日に、2024年の全国人民代表大会(日本でいう国会の通常会に相当。以下「全人代」といいます)が閉幕しました。そして、最終日の3月11日には、「国務院組織法」の改正が可決されました(主席令第21号。同日公布・施行)。これについて、日本でも「中国では行政、立法、司法は全て党の指導下にあるが、習政権はその指導をさらに強めようとしている。その一例が、1982年…
-
本誌記事 エリアリポート
2024年05月号
【エリアフォーカスインタビュー福岡/筒井 俊英 氏(英進館ホールディングス 社長)】「英進館」社長として20年、塾業界で西日本最大手に成長
「リアルで高めた塾ブランドを生かし、 エドテックとの両輪で高めていく」 中学・高校受験の進学塾「英進館」などを展開する英進館ホールディングス(福岡市)の筒井俊英社長は、社長就任から今年で丸20年。自らも教壇に立つ現場主義で私立難関校などへの合格実績を重ね、生徒数を就任時の4倍となる3万人弱、売上高も同じく139億円にまで伸長させた。少子化の中、地方の雄としての成長が続く。 《筒井社長は1992年英進館に入…
-
本誌記事 エリアリポート
2024年05月号
【エリアフォーカスインタビュー大分/西 和紀 氏 (三和酒類 社長)】焼酎の新たな魅力を発信し顧客層拡大へ
「焼酎文化を米国など世界に発信し、 ウイスキーなどに並ぶ蒸留酒目指す」 本格麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類(大分県宇佐市)は、若い世代を中心に酒離れが進む中、焼酎の新たな飲み方を国内外に発信している。また、世界各地で日本食や日本文化が高い評価を受ける中、米国のバーなどで焼酎を他の蒸留酒に並ぶポジションをつくるために、商品開発や販促活動に力を入れている。 《昨年10月、6年ぶりに創業家からの社…
-
本誌記事 業界・地域リポート
2024年05月号
福岡市不動産マーケット〈賃貸マンション〉1LDK80万円の新タイプも登場/市中心部では“出口見据えた”家賃設定の物件も 不動産マーケット
単身富裕層か夫婦とも高収入のパワーカップルでなければ入居できない高級賃貸マンションが福岡市内でも登場するようになった。これまで市中心部の分譲物件に比べて賃貸マンションの賃料は、さほど上昇してなかったが、50万〜60万円の高級賃貸マンションも増え、「高い方から順に埋まっている」という。 これまでにないタイプの 高級賃貸マンション登場 ジリジリ上がる新築賃料 出口戦略見据えた物件も 福岡都市圏の賃貸マ…
-
本誌記事 業界・地域リポート
2024年05月号
Focus Okinawa【本島地価】止まらない地価上昇も地域で温度差/ほぼ半数の基礎自治体で「バブル期の地価」を上回る
沖縄県の不動産価格の上昇が止まらない。観光需要の拡大を見込んだ投資マネーの流入を要因として宮古島や石垣島での上昇率が際立っているが、本島も全国平均を大きく上回る。県外からの移住者の増加に加えて、那覇市の周辺で住環境や交通網が整備され、県民の需要が拡大していることが背景にある。 全国平均上回る基準地価 最高値の8割にまで回復 区画整理事業をきっかけに 人気が高まるエリアも登場 那覇市内のほかにも不…
-
本誌記事 特集・High Grade Mansion
2024年05月号
第一交通産業/グランドパレス・アーバンパレス
福岡や長崎などで地方拠点都市を含めた新規供給加速超都心型と複合型を軸に利便性重視の開発に注力する 23年販売戸数が九州地区で1位に 商業施設を併設した複合型開発を加速