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本誌記事 エリアリポート
2024年12月号
【大分】別府でウェルネスツーリズム始動/「ブルーラグーン構想撤回」で新たな整備構想を発表
大分県別府市が、2022年に温泉の枯渇を懸念する地元関係者の声を受けて、巨大露天風呂を整備する「ブルーラグーン構想」の撤回を表明してから2年が経過した。現在、市は「新湯治・ウェルネスツーリズム」を掲げ、温泉資源の有効活用を図ったウェルネス産業を市の新たな柱とするための取り組みを進め、別府のさらなる魅力創出を目指している。 新湯治で別府観光革新 研究ラボの設置を検討 温泉の湧出量で日本一を誇る大分県…
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本誌記事 エリアリポート
2024年12月号
【熊本】県内で日本版ライドシェア始まる/「交通空白地」を自治体やNPOが対応する取り組みも
「夜になるとタクシーがいなくなる」との声が強かった熊本市内のタクシー事情が少しは緩和されるかもしれない。市内のタクシー会社4社が、県内初となる「日本版ライドシェア」のサービスを11月からスタートした。県内では「AIデマンドタクシー」が試験運行を経て本格運行に移行、自治体が公共ライドシェアを実施するなど、交通空白地をタクシーで埋める取り組みが広がっている。 当初は市内4社で開始 若い運転手の獲得にも …
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本誌記事 特集・カンパニズモ(郷土愛)
2024年12月号
【鼎談】霧島商工会議所 会頭 鎌田 善政氏・霧島市 市長 中重 真一氏・霧島市商工会 会長 津田和 亨氏
「最大の特長“バランスの良さ”を活(い)かす 事業を推進し、もっと“元気なまち”へ」 鹿児島県本土のほぼ中央に位置する霧島市は県内一“元気なまち”と言われることが多い。新型コロナが5類に移行し、人々の経済活動が活発になって以降、まちの活力はさらに増している。その背景には、産業構造や人口構成比など“バランスが良い”市の特長を活かし、付加価値の創出を図る施策が相次いで講じられていることがある。市の現況、将来…
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本誌記事 テーマリポート
2024年12月号
【年表】
1月 ●台湾積体電路製造(TSMC)の新工場(熊本県菊陽町)が着工から1年8カ月で完成 ●イズミ(広島市)がスーパーのサンライフ(大分市)を買収 ●JR九州ホテルマネジメントが新長崎駅ビルに「長崎マリオットホテル」開業 ●ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の九州・沖縄の11の地銀が半導体関連産業の振興に向けた連携協定を締結 ●沖縄バス(那覇市)が東陽バスを買収 2月 ●フィリップ証券(東京)が福岡証券取引所「特…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年12月号
寸談余話(5)平井スポーツ建設・平井秀文社長/エイリツ電子産業・栗原直樹社長
スポーツ施設の建設事業に特化 10年後も見据え事業継承も視野 今年2月に創立75周年を迎えた平井スポーツ建設(福岡市)は、スポーツ施設に特化した建設事業を展開している。 同社が手がけるのは、学校や企業などの野球場やサッカー場、テニスコートなどスポーツ施設に関する電気工事や建設事業だ。施設の維持管理やメンテナンスにも取り組み、自社でスポーツ施設の建設からメンテナンスまで一貫して引き受けられることが強み…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年12月号
高橋孝治の中国法表層深層(19)
「革命的文化遺産は貴重な資産」論と司法 『人民法院報』2024年10月18日付6面に「《紅安県ソビエト政府革命法廷布告》およびその現代的価値(《紅安県蘇維埃政府革命法庭布告》及其当代価値)」という記事が掲載されました。これによれば、習近平・総書記は「革命文化遺産は党と人民の英雄的な闘争の輝かしい歴史を伝えており、中国革命の偉大な経過と感動的な行為の記録で、党と国家にとって貴重な資産である」と指摘したとし…
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本誌記事 エリアリポート
2024年12月号
【宮崎】全市民で健幸のまち目指す小林市/2025年度には「運動と地域交流」の拠点施設が完成
宮崎県小林市の最重要施策「健幸(けんこう)のまちづくりの推進」が着々と進展している。市は、歩数に応じて市独自のポイントを獲得できるアプリを通じ、健康に関する市民の意識啓発を図るほか、保健師や管理栄養士を通じて市民の健康づくりをサポート。健診受信率100%の企業を支援する認定制度も制定している。そして25年度には、体育館も入る健幸のまちづくり拠点施設が完成する。 歩数でポイントを獲得 たまれば景品に交…
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本誌記事 目次
2024年12月号
2024年12月号
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年12月号
【エネルギー】系統用蓄電池ビジネスへの参入続々/太陽光発電の普及進んだ九州に「地場企業以外」も熱視線
太陽光発電など再生可能エネルギー(再エネ)が普及する九州で、送電線網に直結する系統用蓄電池ビジネスへの参入が相次ぐ。西日本鉄道やJR九州が蓄電所を開設したほか、東京ガスも九州に乗り出す。電力が余る時間帯に充電し、不足時に放電することで電力供給が安定化され、ここ数年で多発する出力制御によるロスを抑えることができる。 西鉄やJR九州に東京ガス 頻発する出力制御の解決に 西日本鉄道と自然電力の合弁会社「…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年12月号
寸談余話(2)松山建設・松山孝義社長/別大興産・伊勢戸啓司専務
福岡県建設業協会会長に就任 事業量を確保し魅力ある業界へ 今年5月に福岡県建設業協会の会長に就任した松山建設(福岡市)の松山孝義社長は、「新4Kの実現を目指したい」と話し、建設業の就業環境の改善に努めたいとしている。新3Kの「給料が良い・休暇が取れる・希望が持てる」に「かっこいい」を加えたのが新4Kで、建設業を魅力ある業界として次世代に向けてアピールしていく。 昨今の深刻な人手不足は建設業界も同様で、…