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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2025年02月号
〈北九州〉方針発表から1年。泥縄の「門司港新施設」
文化財保護か開発優先か─。北九州市門司区の複合公共施設整備予定地で出土した明治期の鉄道遺構をめぐり、市の方針は一部の現地保存・一部の移築・展示を決め、昨年11月から遺構の大部分の解体工事を始めた。市は、2027年度中の完成を目指し、老朽化した門司区役所などを集約した複合公共施設建設を計画していたが、その建設現場で23年からの発掘調査により駅舎や機関車庫などの一部の遺構が見つかった。 その後、市は昨年1月…
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本誌記事 テーマリポート
2025年02月号
安い労働力からの“戦力化”はまだ道半ば「外国人労働者」
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本誌記事 エリアリポート
2025年02月号
【熊本】菊陽町土地区画整理事業が本格化/JR原水駅北側約70ヘクタールを「日本一のまちづくり」エリアに
TSMC(台湾積体電路製造)など半導体関連産業の進出で活況を呈する菊陽町で、JR原水(はらみず)駅北側約70ヘクタールの土地区画整理事業が本格化する。町は、同地域を三つのエリアに分けて整備し、研究機関誘致など交流人口を増やす方針だ。また、人口増加に伴いJR豊肥本線の輸送力強化を目的とする複線化協議も並行して開始するなど、「日本一のまちづくり」がいよいよ始動する。 28年度に土地造成着手 大手デベも事業に参画…
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本誌記事 エリアリポート
2025年02月号
【エリアフォーカスインタビュー宮崎/山本 俊祐 氏(フェニックスリゾート 社長)】シーガイアの“新章”託された実績十分の新たな舵取り役
「収益力拡大の可能性を大いに秘めたシーガイアをより魅力の高い施設に」 宮崎市にある大型リゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」は、昨年5月、米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に譲渡された。同年6月1日に、新しい舵取り役として就任したフェニックスリゾートの山本俊祐社長は「シーガイアの伸び代を生かしていっそうの収益拡大に努めたい」と意欲を語る。 《これまで国内で180棟…
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本誌記事 業界・地域リポート
2025年02月号
【SCOPE〈健康経営〉】社員の健康を経営資源として重視/「健全な経営は健全な社員の心身に宿る」を実践
かつて健康経営といえば、企業の財務体質の健全さを示していた。しかし、現在は、社員の健康を重要な経営資源の一つと捉えて、企業のパフォーマンス向上につなげる動きが拡大している。国も優良な健康経営に取り組む法人を「見える化」して社会的な評価を受けられる環境の整備を推奨するなど、機運の醸成を図っている。 労働災害で最多の「転倒」 未然に防ぐアプリを開発 正興電機製作所(福岡市)の子会社で、ソフトウエア…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年02月号
Monthlyダイジェスト
JR九州「日韓航路」撤退 JR九州高速船(福岡市)が博多港と韓国・釜山港を結ぶ高速船「クイーンビートル」=写真=の浸水を隠して3カ月以上運航を続けた問題で、親会社のJR九州(同市)は昨年12月、クイーンビートルの運航再開を断念し、30年以上続いた日韓航路から撤退すると発表した。浸水を招いた船体の亀裂を防ぐ対策が難しく、確実な安全が担保できないと判断した。JR九州高速船は、福岡海上保安部の捜査終了後に清算する…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2025年02月号
四季漫筆「『万葉集』とは何か~因幡(いなば)で考えた(上)」
旧冬、山陰を旅し、大伴家持が国守を務めた因幡国庁跡と因幡万葉歴史館を訪ねた。長年の思いがやっとかなった。 家持は天平(てんぴょう)宝(ほう)字(じ)2(758)年に因幡国守として赴任した。翌年元日は、元日と立春が重なる縁起のよい日だった。旧暦では新月の日が移動するので19年に1度、旧暦の元日と立春の日が重なった。人々はこの元日を「立春正月」と呼んで、“超”めでたい日とした。しかも、豊作の吉兆である雪も…
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本誌記事 エリアリポート
2025年02月号
【鹿児島】県内でライドシェア開始も足踏み/都会モデルが地方にマッチせず「苦悩する事業者」
タクシー事業者を主体とし、旅客運送に必要な2種免許を持たないドライバーのタクシー営業を可能とする「日本版ライドシェア」が県内でも始まった。伊佐市のタクシー会社が第1号として11月に運用を開始。参入許可を受けている事業者は他にも複数あるが、ほとんどが運用開始に至っていない。「都会での運用を想定したモデルで、地方にマッチしない」と苦悩する声も漏れる。 行政も支援し運行開始 「事前確定運賃」に課題 鹿児…
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本誌記事 春夏秋冬
2025年02月号
江戸のエンタメ名プロデューサー蔦屋重三郎
少年の頃に切手収集に熱中した方は、切手趣味週間記念切手として1955(昭和30)年に発行された喜多川歌麿画「ビードロを吹く娘」や、翌年の東洲斎写楽画「えび蔵」(発行当時の通称は「写楽」)に格別な思い入れがあるに違いない。それまで発行されていた地味なデザインと色彩の記念切手にはない鮮やかな多色摺(ず)りの大型切手で市価も高く、子どものお小遣いでは簡単に買えないものだった。 こんな人気切手の原画となった…
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本誌記事 特集・本格焼酎と泡盛
2025年02月号
〈大口酒造〉
洗練された技術によって 生み出される至高の一杯 「鹿児島の北海道」と称される冬場の寒冷な気候、清らかな水と厳選素材など、恵まれた自然環境を活(い)かすだけでなく、伝統の技と近代的製法を融合して深い味わいを醸し出す至高の一杯を製造・販売する大口酒造(鹿児島県伊佐市)。「伊佐錦」「黒伊佐錦」といった代表銘柄のほか、地元産のお米を使用した伊佐地区限定焼酎「伊佐舞」などがあり、鹿児島県内をはじめ全国一円…