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本誌記事 テーマリポート
2024年11月号
【スーパーマーケット】サニー買収でイズミが勢力を拡大/地場は「新業態への店舗転換」やサービス拡充で活路
今や日常消費の主役になっているスーパーマーケット(SM)は、景気動向や消費者ニーズの変化を受け、さまざまな形へと変ぼうしている。今年、九州では西友傘下だった「サニー」をイズミが大型買収し、これにイオン九州が対決姿勢を鮮明にする。大手を軸にSMをめぐる競争環境が高まっており、地場スーパーも積極的に新業態を展開している。 ゆめマート熊本が承継会社 福岡県内SM数イオン抜く 今年、九州の流通業界でインパク…
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本誌記事 テーマリポート
2024年11月号
【ショッピングモール】郊外型・都心型でファミリー層集客/イオンモールとゆめタウンの競合が「地方百貨店」に影響
複数の小売りテナントのほか、飲食店、映画館、各種サービス業が入居するショッピングモール。郊外店ではイオンやイズミが先行、福岡都心部では1996年には「キャナルシティ博多」が開業。その後に「マリノアシティ福岡」や「マークイズ福岡ももち」「ららぽーと福岡」などが開業し、そのたびに勢力図を塗り替えてきた。 キャナルシティ博多は今や インバウンドの集客施設に 複数の小売店舗や飲食店、美容院、旅行代理店など…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年11月号
西日本シティ銀行頭取(西日本フィナンシャルホールディングス社長)村上 英之氏
「お客さまとともに成長した20年」 旧西日本銀行と旧福岡シティ銀行の合併により、西日本シティ銀行が誕生して20周年を迎えた。行内融和を成し遂げ、合併効果を発揮し、地銀上位の規模と総合力を誇る地銀グループに成長した。そこで村上英之・西日本シティ銀行頭取(西日本フィナンシャルホールディングス社長)に、これまでの20年間の軌跡と今後の事業方針について聞いた。 ─創立20周年を迎えるに当たっての率直な感想をお…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2024年11月号
SPIRITS/テクロ CEO(東京) 天野 央登 氏
福証プロマーケットへの第1号上場を目指す ■テクロを起業した経緯について教えてください。 まず現在のテクロの事業内容を説明します。当社は、企業が自社で保有するオウンドメディア、すなわちホームページや自社ブログなどの運用代行サービスや、メルマガ・MA(マーケティング・オートメーション)の運用代行サービス、社内の人材育成をするためのeラーニングサービスなどBtoB企業のWebマーケティング支援を行っています。…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
DATAでみる九州「宿泊稼働指数」
今年8月全国の宿泊稼働指数は2カ月連続でプラス お盆は前年並みも月末の台風上陸で前年を下回る 九州経済調査協会は、今年8月の宿泊稼働指数に関する調査結果を発表した。全国の宿泊稼働指数は56・0(前月52・1)となり、2カ月連続でプラスとなった(図1参照)。前年差はマイナス5・1ポイントで、2カ月ぶりに前年を下回った。 お盆期間は日並びが良かったことから、前半は前年並み、後半にかけてはそれらを上回る水準だった…
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本誌記事 エリアリポート
2024年11月号
【熊本】熊本市電の延伸は自衛隊ルートに/「2031年度」の運行開始に向けて動き出す
熊本市が検討していた市電延伸に関して、9月に開催された市議会特別委員会で各会派がおおむね了承したことで、東町線(仮称)の2031年度供用開始に向けた動きが進む見通しだ。市電延伸は、高齢者の移動手段の確保と公共交通機関の維持などを狙いに15年に検討がスタートしたが、市電開業100周年を迎えた今年、新たな局面を迎えた。 市電開業から100年 5つの延伸ルート検討 熊本市電が開業したのは1924(大正13)年8月1日で、…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年11月号
ゴルフ知恵袋「体力に合った重さでそろえる」
昨今のゴルフクラブ市場全体を俯瞰(ふかん)してみると、より科学的に裏付けされたノウハウにより、性能レベルはほぼ頂点に行きついた形で、各メーカーの均一化が見えてきたことで、メーカーは個々の理念や独自の特徴を主張し始め、そのそれぞれの個性が多種多様のスタイルを持つゴルファーの心をくすぐり、市場の活性化をキープしているように思います。 その傾向は、とにかくヘッドとシャフトに特化して、高度で複雑な製造…
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本誌記事 特集・九州電力グループ
2024年11月号
「九州から未来を創(つく)る九電グループ」を目指して
九電グループは「ずっと先まで、明るくしたい。」というブランドメッセージのもと、電力の安定供給に取り組むとともに、低・脱炭素のトップランナーとして、カーボンニュートラルの実現への挑戦を続ける。また、九州各県の地場企業として地域・社会とともに発展していくために新たな事業・サービスへの取組みを加速させている。(常務執行役員以上と取締役監査等委員、8支店長および東京支社長を掲載しています) 役員一覧 代…
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本誌記事 座談会・対談(スポット)
2024年11月号
Talk about M&A シリーズ(3)Interview/日本M&Aセンター九州支店長 榊原 啓士氏 × 地域みらいグループ代表 脇山 章太氏
「地域に技術を残し社員を幸せに」 建築会社として九州でも指折りの規模を誇り、昨年で創業100年を迎えた北洋建設(福岡市)を中核とする地域みらいグループは昨今、M&A戦略で大きな成長を遂げている。その展開を日本M&Aセンターが支えてきた。九州支店長の榊原啓士氏と、同グループ代表の脇山章太氏に、企業の成長とM&Aについて語り合ってもらった。 ●わきやま・しょうた 幼少期は東京や大阪、米国シアトルなどで過ごす。199…
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本誌記事 特集・九州電力グループ
2024年11月号
九州電力 社長 池辺和弘氏
「エネルギー業界を取り巻く環境変化を好機と捉え グループ一丸となり持続的な企業価値の向上に邁進(まいしん)」 「九電グループ経営ビジョン2030」の実現に向け、国内電気事業のほか、国内外における複数の成長事業に取り組み、挑戦を加速させている九電グループ。その背景には「低廉(ていれん)で良質なエネルギーをお客さまへ安定してお届けすることを通じて、お客さまの生活や経済活動を支える」という思いがある。さら…