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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年02月号
DATAでみる九州「少子高齢化・人手不足」
少子高齢化・人手不足が進む九州・沖縄 D&I経営の活用がますます重要な手段に 九州経済調査協会は「九州経済調査月報」2023年11月号で九州・沖縄における「ダイバーシティ・インクルージョン経営」(以下、D&I経営)の現状や課題などについてレポートしている。 D&I経営とは、性別や年齢、 国籍など、 異なる背景を持つ従業員の多様性を認める「ダイバーシティ」と、多様性を受け入れ、従業員それぞれが個性を発揮しながら…
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2024年02月号
九州の志士「国際経済と情報通信の先駆者『寺島宗則』」
薩摩藩蘭学者、医師の寺島宗則は、幕府遣欧使節団・薩摩藩英国留学生の経験を生かし、明治期の政治家、外交官として活躍。また、電気電信開発の功績で「日本電気通信の父」とも呼ばれ、近代日本の国際経済や情報通信技術の先駆けとなった寺島宗則の生涯をたどる。 薩摩藩の蘭学者・医師 薩摩藩蘭学者・医師で、後に明治期の政治家、外交官としても知られる寺島宗則は、薩摩国出水郷脇本、現在の鹿児島県阿久根市出身の人物…
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2024年02月号
寸談余話(3)JR九州電気システム・大石和弘社長/ビジネスリファイン・大野祐子社長
鉄道信号工事会社を子会社化 熊本県宇土市に研修所も新設へ JR九州グループで鉄道電気工事などを手がけるJR九州電気システム(福岡市)は昨年12月、鉄道信号工事などを手がける昭和テックス(福岡県古賀市)を子会社化した。大石和弘社長は「軌道周辺の信号工事に精通した高い技術力による安全・安定輸送ならびにレール付帯の信号設備の開発・製造、販売も手がけており、事業拡大にも貢献できる」と判断。今後は、JR九州グルー…
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2024年02月号
寸談余話(1)リーフラス・伊藤清隆社長/QPS研究所・大西俊輔社長
御嶽海関九州後援会会長として熱いエールで活躍を後押し 昨年の九州場所も大いに盛り上がったが、子ども向けスポーツ塾や中学校の部活支援事業などを中心に展開するリーフラス(東京)の伊藤清隆社長も、出羽海部屋所属の御嶽海関の九州後援会会長として、九州場所に先駆けて激励会を開催するなど、例年より力の入った応援となった。 御嶽海関は長野県出身。2015年11月場所で初入幕し、18年7月場所で初優勝、19年9月場所でも…
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2024年02月号
寸談余話(4)大海酒飯・山下正博社長/グリーンクロス・久保孝二社長
頑張る隊員さん応援したいと南極・昭和基地に本格芋焼酎贈呈 日本の南極観測拠点である昭和基地では、鹿児島県鹿屋市にある酒造メーカー、大海酒造の芋焼酎が愛飲されている。大海酒飯(鹿児島県鹿屋市)の山下正博社長が、芋焼酎1年分を送ったことがきっかけ。 第64次南極地域観測隊の料理人は、市役所前で飲食店「小料理屋菜」を営む中川潤氏が務める。同氏が1年分の食材の調達をする中、予算は前年並みで「このままでは酒…
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2024年02月号
焼酎の息づくまち「熊本県人吉市 繊月酒造本社工場」
球磨焼酎の古里で120年の歴史 歴代の『自社杜氏(とうじ)』が高めた酒蔵 本格焼酎の原料には今日、芋や麦が使われることが多いが、もう一つの“米”も忘れてはならない。熊本県南の球磨地方はその蔵元が集積する「球磨焼酎」の産地だ。創業120年の繊月酒造(熊本県人吉市)はその代表格の一つ。創業当初から続く歴代の『自社杜氏』が酒造りを担い、高めてきた。 米焼酎産地・球磨地方で 「川辺」や「繊月」を製造 九州固有…
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2024年02月号
寸談余話(5)勝利アセットマネジメントジャパン・高鵑CEO/エクサウィザーズ・小山貴大代表
香港の資産管理運用会社が福岡進出 アジア戦略強化の重要拠点に 資産管理や運用を手掛ける勝利アセットマネジメントジャパン(福岡市)は9月、福岡市で外資系企業初となる「第二金融商品取引業」の登録を受けた。これにより、福岡、アジアでの展開を強化していく。 同社は香港を中心に世界4カ国でサービスを提供し、香港証券市場にも上場しているヴィクトリー・セキュリティーズ(勝利証券)の子会社。同社の日本への海外進…
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2024年02月号
Two of Us/今井 千恵 チエ イマイグループ代表 × 片岡 鶴太郎 タレント・俳優・画家・書家
初めて出会ったのは20年以上前、今井千恵代表が帝国ホテルで主催したファッションショーだった。知り合いに連れられ、見学に訪れた片岡鶴太郎氏は、それまで見たことがない色鮮やかなファー製品を目の当たりにして大きな衝撃を受けたという。全く異なる業界でそれぞれの道を極める両者をつなぐのは“色彩感覚”。女性の美を追求するファッションの色使いと、独自の視点で対象を表現する絵画の色使いは、どこか通底する感覚がある…
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2024年02月号
高橋孝治の中国法表層深層(9)
論理を先行させ形式的審査行う「先定後審」 中国法の運用に関する実態を説明する言葉に「先定後審」があります(注1)。中国の訴訟において、結論が先にあってその後、論理を作る(形式的な審査を行う)という意味です(注2)。結論が先にあって、形式的な審査を後に行うということは、その訴訟の結論はどのように作られるのかという問題があります。訴訟の結論を直接的に作るものとしては「政治」とか「中国共産党の意向」と…
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2024年02月号
KAIL/ふくや社長 川原武浩氏(1期)/福岡県 今村 陽子氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋(せっさ)琢磨(たくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へき…