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本誌記事 座談会・対談(スポット)
2024年07月号
【特別鼎談】グループ中核のカンサイが70周年
1954年、先代の忍田楢蔵(ならぞう)氏が福岡市でリスタートさせた電設資材卸・カンサイ(当時の関西電業)は、昨年3月に設立70周年を迎えた。95年に家督を継いだ勉氏はその後、M&Aなどで業容を大幅に拡大。現在、グループ11社のホールディングス(HD)社長に就いている。グループ中核のカンサイの社長職を昨年3月に譲った娘婿の本多利行氏と、これまでとこれからを語ってもらった。 司会進行:本誌編集主幹 山口真一郎 カンサ…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年07月号
【沖縄第一交通】これからも地域密着経営にまい進/県民に「身近な存在」を志向し、歩み続けて20年
2004年に経営難だったバス会社の事業を継承してスタートした第一交通グループの沖縄事業。それから20年間、同グループはバス事業のほか、タクシー事業や不動産事業、高速船の運航事業と県民の生活と密接に関連しているだけでなく、沖縄を訪れる国内外の観光客などの利便性向上につながるサービスを提供し続けている。これからも同グループは、それぞれの事業の融合を図ることで沖縄経済の発展に貢献し続ける。 県民の声に耳を…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年07月号
Focus 公園整備【民間資金】パークPFIで進む公園再整備/にぎわい創出への期待と求められる「地域住民の理解」
人口減少などによって自治体の財政が厳しさを増す中、公園の維持管理に支障をきたしている。こうした中、民間の資金を活用するパークPFIの登場によって公園の再整備が進み、にぎわい創出に一定の成果を上げている。一方、受託する企業が大手に集中し、整備にあたっては地域住民への丁寧な説明が求められるなど課題も見られる。 自治体が公園維持に新手法 大手企業中心に関心高まる 自治体の財政状況が厳しさを増す中、都市…
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本誌記事 グラフ
2024年07月号
Kyushu PHOTOGRAPH「熊本県阿蘇郡産山村」
池上水源の光芒(こうぼう)と透き通る水 水のおいしさで有名な熊本県の阿蘇エリア。透明度の高い美しい水源は過去27~29万年前に阿蘇の大噴火によって生まれた火砕流堆積物の亀裂にたまり続けて貯留した地下水。猛暑の夏でも恒温13.5度で涼空間だが、明らかに外界とは異なる雰囲気と空気感を醸し出している。特に朝晩は木々の間から見える斜光線は美しく、風のない日は周囲の木々が水面にくっきり映し出され芸術的なリフレクシ…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【福岡市】アジアの交流拠点都市として着実に進化/相次ぐホテル投資や再開発計画で魅力向上へ
福岡市は今や全国でもまれな成長都市として認識されている。人口が増加し、海外からの企業進出も進み、街も活気を帯びている。インバウンドも増加しており、ホテルの開発計画も相次ぐ。中心部での再開発も進み、アジアの交流拠点都市としての歩みを着実に進めている。 上昇し続ける不動産価格 着々と進む「ビッグバン」 福岡市の人口は今年5月1日時点で165万1690人。政令指定都市では第5位で、2020年10月1日から23年10月1日…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
圧倒的集積力で九州の拠点エリアに
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【クルーズ船】中国からは回復途上も 欧米増で観光消費変化
巨大な海外クルーズ船の寄港は、インバウンドを象徴する出来事として注目され、九州でも、博多港や長崎港が全国トップの寄港回数を誇った。新型コロナ5類移行後は、回復とともに観光消費に変化がみられる。 博多港の中国クルーズ船寄港は182回 九州地方整備局が取りまとめた「九州管内におけるクルーズ船の動向」によると、2016年の九州管内の寄港回数は814回。前年から238回の増加となり、過去最高を記録した。うち海外(…
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本誌記事 目次
2024年07月号
2024年7月号
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2024年07月号
〈離島観光〉対馬で加速する「脱・韓国人観光客依存」
今年4月、長崎県対馬市南部の厳原港と韓国・釜山間を結ぶ国際定期航路が4年8ヵ月ぶりに再開した。2019年から日韓関係の悪化で運休していた航路で、対馬市北部の比田勝港─釜山間は昨年2月に再開しており、これで対馬─韓国間の定期航路は全面的に再開したことになる。運航事業者は韓国の2社で週3便を運航している。6月まではサンスターラインが火、木曜日、スターラインが金曜日にそれぞれ運航する。片道2時間半から3時間で結ぶ。…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
閑人閑話「オーディオブック」
『ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず……』この名文で始まる方丈記に、友人は改めて胸を震わせた。「800年ほど前の天変地異、時代の転換、大変動を驚くべき描写力で余すところなく語り、滔々(とうとう)と流れる悠久への思いにかられる」とまで語る。 実を言うと、彼は「方丈記」を手にして読んだのではない。NHKの古典朗読を聞き、たっぷりとその世界に浸ったのだった。 もう一人の友人、こちらは女性だが、…