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本誌記事 目次
2024年10月号
2024年10月号
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
refresh/beads 山﨑 大輔 社長
キャンプでワイン もともと自然と触れ合うのが好きで、以前は時間があると仲間や家族とともにキャンプに出かけていた。10年ほど前からは、知人が始めた「夢を語るキャンプ」というイベントを引き継いで実施するようになった。このイベントは年1回、友人や知人などが20人、多いときは50人くらいでキャンプ場やコテージを借り切ってキャンプを行っている。夜中、キャンプファイアをみんなで囲んで、思い思いに自分の夢を語る。大…
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本誌記事 春夏秋冬
2024年10月号
松重豊さんの「空洞のなかみ」
40代半ばになっても日の目を見ることがなかった福岡市出身で俳優の松重豊さんは、撮影のため京都に滞在していた。俳優部にあてがわれる宿泊費は1日5400円。ホテル代は1泊6500円。1100円は自腹の上、天候次第で撮影は延ばされ、中3日空かなければ帰りの新幹線代も出なかった。 やっと撮影に入ると、緊張から頭の中に入れていた3行のセリフが出てこない。相手役の若手に慰められ、やり直し10回を数えたころ、やむをえずカンペ(…
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本誌記事 特集・くまもと
2024年10月号
【INTERVIEW】熊本県商工会議所連合会 会長(鶴屋百貨店 会長)久我 彰登氏「台湾の人が多様な分野で働ける環境を」
TSMC(台湾積体電路製造)の進出表明以降、半導体関連産業を中心に企業集積が進んでおり地元経済への経済波及効果が期待される一方、サービス産業で人手不足が浮き彫りになっている。そこで熊本県商工会議所連合会の久我彰登会長(熊本商工会議所会頭)に足元の経済環境と今後の課題について聞いた。 サービス業で人手不足が深刻に ─TSMCの進出表明以降、何かと明るい話題ばかりが先行しがちですが、足元の経済情勢をどのよ…
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本誌記事 特集・オフィスビル
2024年10月号
【アスコット】意匠極めたAUSPICE福岡天神 ビジネス中心地で10月入居開始
レジにオフィス、物流も 分譲・賃貸マンションやオフィスビル、物流施設などを手掛けるデベロッパー・アスコット(東京)。1999年に設立して以来、都内を中心にデザイン性の高い物件を供給してきた。同社が開発した賃貸・分譲マンションやオフィスビルの物件数は、23区内だけでも200棟以上にのぼる。 同社の物件に共通する特徴は、まずアクセスの良さが挙げられる。ほとんどの物件は主要駅から徒歩10分の圏内にあり、入居者…
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本誌記事 エリアリポート
2024年10月号
【宮崎】官と民で移住者を歓迎する川南町/2年間の農業研修と手厚い生活補助で「就農」を支援
宮崎県中部にある、人口約1万4000人の川南町。ここ数年、東京など都市部から町に移住する人が増えている。移住者の増加率は県内17町村のうちでトップクラス。町が移住希望者に選ばれる理由は、コロナ禍に伴う地方回帰のトレンドだけではない。町の手厚い移住支援や就労支援、サーフィン愛好家を魅了するサーフスポット、そして「川南合衆国」という独自の土壌がある。 移住者数は右肩上がり 県内町村レベルで最多 東京から…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年09月号
DATAでみる九州「経済成長率の見通し」
2024年度九州経済見通しはわずかに下方修正 所得環境が改善されるも設備投資伸び悩み懸念 九州経済調査協会は7月、「2024年度九州経済見通し(改訂)」を発表した。九州・沖縄の24年度実質域内総生産(GRP)成長率は、前年比プラス1・3%と予測する。23年12月の当初見通しと比べ、0・1%ポイントの下方修正となった。直近の全国の民間予測(シンクタンク8社平均、前年比プラス0・7%)を0・6%ポイント上回っている(図表1参照)。…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2024年09月号
高橋 靖英 大分銀行 新頭取「『金融+α』戦略で新たな価値を創造し、地域密着経営のさらなる進化を目指す」
大分銀行は、今年6月に後藤富一郎氏から高橋靖英氏へ8年ぶりに頭取交代をした。2016年から続いていたマイナス金利政策の解除にあたり、改めて地域金融機関の存在意義が問われる中、大分銀行は「地域密着経営」を掲げ、地域の発展とともに歩んできた。高橋靖英新頭取は「金融+α」の視点から、地域課題の解決に積極的に取り組み持続的な成長を目指す。今後の経営のかじ取りが注目される。 聞き手/本誌編集主幹 山口 真一郎 「…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年09月号
食楽園「わたせせいぞうさん ふる里の味〔四方平(よもへい)〕のラーメンとすし」
日本の経済成長が年平均10%前後を記録した1955(昭和30)年頃から72(昭和47)年頃までの高度経済成長時代。その最中の64(昭和39)年に漫画家のわたせせいぞう(本名・渡瀬政造)さんは早稲田大学法学部に進学。同窓には法学部に渡瀬恒彦さん、商学部に田中真紀子さん、文学部に吉永小百合さんとタモリさんがいた。 大学卒業後、損害保険会社に入社。営業畑で活躍しながら漫画雑誌に投稿しては掲載され、74(昭和49)年に「…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年09月号
Two of Us/鮫島 浩 宮崎大 学長 × 服部 幸雄 オファサポート 社長
医学者と実業家─。専門領域も年齢も異なる両者に通底するのは、地元志向の強い意志だった。初めてお互いを知ったのは2019年、宮崎大が付属病院で小児患者の付き添い家族向け宿泊施設を計画、公募したところ、服部社長が突如として現れた。服部社長は「太陽輝く南宮崎。カリフォルニアの雰囲気漂う明るい宿泊施設にしましょう」と提案。「これだ」と直感した鮫島病院長(当時)らは提案を快諾。自身の専門を通じて地元発展に寄与…