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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
九州大相撲伝「日本統治下の朝鮮咸鏡(かんきょう)南道洪原郡出身 力道山光浩(8)」
日本プロレス鼎立(ていりつ)時代に突入 1953(昭和28)年7月30日、力道山は東京に「日本プロレス協会」を創設。力道山と遠藤幸吉がエキシビションマッチを行って、マスコミにプロレスの印象を強く焼きつけた。 同年10月、国際試合準備のため渡米した力道山は、NWA王者ルー・テーズへの挑戦権をかけた8選手によるトーナメントを勝ち抜き、12月6日、ハワイのホノルルでテーズと対戦したが、バックドロップ(脳天逆落とし)を…
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本誌記事 エリアリポート
2024年10月号
【エリアフォーカスインタビュー大分/橋本 均 氏 (マリーンパレス 社長/大分経済同友会 副代表幹事)】地域に開かれた新施設整備でにぎわい創出
「別府観光のさらなる成長の拡大には 韓国人観光客の強化こそが重要」 水族館「うみたまご」を運営するマリーンパレス(大分県大分市)は今年創業60年を迎え、新たなにぎわい施設の建設を進めている。一方、橋本均社長は、大分県内を訪れる訪日観光客がコロナ禍前の水準を超える中、「別府観光のさらなる成長には、韓国人観光客の強化が重要」と訴える。 《大分県内を訪れる訪日観光客がコロナ禍前の水準を超える中、今後の別…
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本誌記事 特集・くまもと
2024年10月号
【REPORT▶︎天草】熊本市との幹線道路整備が着々/過疎化が進む地方都市のモデル事業地区に
四方を海に囲まれた自然豊かな天草エリア。熊本都市圏と県内各主要都市を車移動で90分で結ぶ90分構想で、天草エリアは唯一の未達成地域だが、熊本市と天草市を結ぶ地域高規格道路の「熊本天草幹線道路」の整備も着々と進みつつある。そうした中、上天草・天草両市では、それぞれユニークな取り組みで地域活性化を図っている。 天草未来大橋が開通 交流人口の増加に期待 イルカウオッチング、温泉、グルメ、天草陶磁器、世…
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本誌記事 特集・くまもと
2024年10月号
【TOPmessage】熊本県立大 理事長 黒田 忠広 氏「『火の国・水の国・半導体の国』誕生 “くまもと新時代”拓(ひら)くのはみなさん」
我々の祖先が日本列島に上陸したのは4万年前。生存には助け合いが必要で、そこで集団をつくり、頭脳が集まり、道具を発明し、社会をつくり、心を生み出した。人は自分の意図を伝える言語と論理的思考力を獲得し、その一つが数学だ。20世紀に入ると、物理的直感や主観的感覚などを捨て、コンピュータが誕生した。 コンピュータは半導体と出会った。1958年に誕生した集積回路(チップ)が、コンピュータの性能を飛躍的に高めた…
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本誌記事 グラフ
2024年10月号
Kyushu PHOTOGRAPH「熊本県人吉市矢黒町」
矢黒切り通し 人吉盆地の山間も涼しく感じ始め、吐く息もすがすがしいほど。周囲に立ち込める土の醸す匂いと相まって、ある種霊的な雰囲気が増してくるように感じる。最近パワースポットとして話題の「矢黒切り通し」。見た感じ道路幅は狭い所で2メートル以内、高さは10メートル以上。距離は200メートル以上ほどだったが、もっと長く感じる。両側と同様、割と柔らかめの岩盤をノミで掘った形跡が見られる。昔は里道として使わ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
KAIL/Splice-Lab社長(カムラックおおいた専務、ツタワルドボク会長) 片山英資氏(9期)/肥後銀行 本店営業部法人営業室 村上 正英氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋(せっさ)琢磨(たくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へき…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
寸談余話(2)松本・松本博社長/公益社団法人福岡県宅地建物取引業協会・三好孝一氏
九州も無人決済システム拡大へ 人手不足対策として期待感 保険事業をメインに、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)普及事業や、パソコンやタブレットなどのデジタル機器のリユース、リサイクル事業の九州・山口エリアでの営業を手掛けている松本(長崎市)は、無人決済店舗システム「TOUCH TO GO」の九州地区でのシステム普及を支援する業務委託契約を結んだ。 松本博社長は「人手不足は深刻化しており、社会…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
寸談余話(1)社会保険労務士法人アドバンス・伴芳夫所長/国際貢献専門学校・宮田智栄学長
福岡県の働き方改革表彰で大賞 「働き方の祭典」の開催に意欲 福岡県が働き方改革の優れた取り組みを表彰する「よかばい・かえるばい企業大賞」に、社会保険労務士法人アドバンス(福岡市)が選ばれた。伴芳夫所長は「働き方改革はさまざまな取り組みからなるが、ケア、フェア、シェアの三つの視点を切り口に説明したことで理解してもらえたのではないか」と胸を張る。 ケアでは、仕事の内容に応じて働く時間や場所を柔軟に…
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本誌記事 特集・くまもと
2024年10月号
【REPORT▶︎県央】相次ぐ商業施設開業で魅力創出/九州中央自動車道延伸で立地優位性高まる
熊本県の県央部は九州の中央部にもあたり、近年は県央部と宮崎県延岡市を結ぶ九州中央自動車道の整備が進んでいる。今年2月には山都(やまと)通潤橋ICが開通し、山都町と熊本市内のアクセスが大幅に改善した。御船(みふね)町では近年、コストコや複合商業施設「ミフネテラス」が相次いで開業し、さらに企業誘致を強化するなどインフラ整備を起爆剤にさらなるにぎわい創出を進めている。 山都通潤橋ICが開通 県内外からの…
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本誌記事 特集・くまもと
2024年10月号
【TOPmessage】菊陽町長 吉本 孝寿 氏「スポーツを通じてにぎわいづくりを推進する」
菊陽町では、TSMC(JASM)の進出に伴う今後の経済発展や人口増加に対応するため、3つのまちづくりに関する取り組みを進めている。具体的には、JR豊肥本線に新駅を設置するとともに、新駅―原水駅間約70ヘクタールのエリアで区画整理事業も計画している。また、菊陽杉並木公園周辺においては、世界大会の誘致も可能な西日本最大級のアーバンスポーツ施設の整備をはじめとする公園拡張整備の計画も併せて進めているところだ。昨年1…