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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
あの日あの頃/シアーズホームグループHD・丸本 文紀 社長
「社員が幸福を感じられる会社に」 シアーズコーポレーション(現シアーズホームグループHD)を創業したのはバブル真っ只中の平成元年。同年4月30日まで地場流通大手のニコニコ堂(のちに経営破たん)に勤務し、翌日の5月1日からは新たな事務所に意気揚々と出社した。事務所は、先輩の会社の2階を間借り、中古の応接セットと電話が一台、一人分の机とイスが置いてあるだけの質素なものだったが、これから始まる新しい生活に身…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
ホークス「小久保ホークス始動! 開幕に向けた熱き戦い」
春季キャンプはまもなく終了。続いて行われるオープン戦で新生・小久保ホークスの実力をぜひ自身の目で確かめてほしい。 スローガンから生まれる チームとファンの一体感 ホークスは1月25日に2024年シーズンのスローガン「VIVA(ビバ)」を発表した。ロゴには「美破!」という漢字が当てられており、小久保裕紀監督は「選手それぞれが美意識を持ちながら成長し、チームとして結集して(優勝への)壁を打ち破っていく」と説…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
Two of Us/張 光陽・福新楼 社長 × 徳安 憲一・吉塚うなぎ屋 相談役
100年以上前に、食のまち・福岡市で産声を上げた福博を代表する飲食店を承継してきた、という共通点を持つ。両店舗ともに、足しげく通う根強いファンがおり、それぞれが有する独自の飲食店経営のノウハウは現代でも色あせない。また、お互い西南学院で学生時代を過ごした同窓生でもある。地元の老舗飲食店のトップとして、福博が誇る食文化を国内外にアピールしていく考えを共有しており、今後は次世代の飲食店経営者に向けた取…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
OH!ニッポン「『気分』民主主義の時代~点火される大衆と消費されるリーダー」
「人民の人民による人民のための政治」は、民主主義の理念を端的に表現したリンカーンの有名な言葉だが、「人民による政治」が「人民に幸福と利益をもたらす政治」になる保証はどこにもない。大衆による議論は時間のみを費やし、空転しがちだ。ならば「賢人による政治」の方が、はるかにスピーディーで効率的な政策が行えるはずである。 ところが、大きな問題がある。賢人をどう判断し、選ぶかである。仮に「非」賢人が国家意…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
四季漫筆「逃亡の希望と絶望─老革命家たちの50年」
1971年の渋谷暴動事件で、殺人罪に問われた過激派「中核派」の活動家大坂正明(74)に対し、東京地裁は懲役20年の判決を言い渡した。私と大坂、そして彼が投げた火炎瓶で死亡した機動隊員は同学年である。 私はこの事件の翌年に社会人になった。定年退職後のいまは図書館とスポーツジム通いの安穏な日々。一方の大坂は逮捕までの50年あまり、自分の手配写真を横目に逃げ回っていた。私の会社人生よりもずっと長い歳月である。…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
DATAでみる九州「半導体投資」
半導体投資は今後10年で経済効果20兆円 運輸や電力、ガス、水道など幅広い産業に波及 九州経済調査協会(九経調)は九州地域(九州7県および沖縄県、山口県)における半導体関連設備投資による経済波及効果の推計を分析し、発表した。 同分析では、2021年から30年の10年間に九州地域で予定されている半導体関連設備投資による経済波及効果を推計・分析した。分析にあたっては、プレスリリースやアンケート調査を基に設備投資…
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本誌記事 テーマリポート
2024年03月号
◆金融機関◆九州と台湾の銀行が相互に拠点開設し交流活発化
TSMC(台湾積体電路製造)の熊本進出を機に九州と台湾の企業の交流が活発化している。中でも九州と台湾双方の金融機関は相互進出し、収益拡大につなげようとしている。 相次ぐ台湾系金融グループの九州進出 まず、昨年7月に台湾の金融機関大手の玉山銀行が福岡市内に支店を開設した。同行が日本に支店を開設するのは東京に次いで2拠点目で、黃男州(ファンナンジョウ)会長は「九州と台湾の相似性や福岡市の支援に魅力を感…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
KAIL/日本メディカルプロパティマネジメント 社長 相馬陽胤(きよたね)氏(10期)/麻生 病院コンサルティング事業部 武田頼彦氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅかん)…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
高橋孝治の中国法表層深層(10)
人民法院の「子に関する事例」に対する判断 『人民法院報』2024年1月20日付3面に「安全義務を尽くさず、児童がケガをした場合(未尽安保義務致児童受傷)」という記事が掲載されました。この記事は、子どもに対する安全の法的義務についての現在の中国の裁判事例について検討しています。今回は、この事例を見ながら、中国の裁判事例の現在地を見ていきましょう。 この事例は、中国のW市の人民法院(裁判所)が遊園地の責任…
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本誌記事 エリアリポート
2024年03月号
【沖縄】業界挙げてリゾ婚受け入れ拡充/コロナ収束後の観光産業の「V字回復」に大きく貢献
コロナ禍の収束に伴い沖縄県の入域観光客数は飛躍的に増加しているが、リゾートウエディング(通称・リゾ婚)の件数も順調な回復を見せている。今後も拡大が確実な市場を獲得しようと、多様化するニーズに対応する仕掛けを講じる事業者は多い。他方、業界を挙げてリゾ婚の浸透や受け入れ体制の拡充に取り組む動きもある。 低迷期を完全に脱して 市場の拡大傾向が続く 沖縄県を中心に国内外の約136事業者(今年1月末現在)が…