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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
ゴルフ知恵袋「冬場のスイングづくり」
今年は暖冬傾向とはいえ、ぐずついた天気ともなればやはり寒くて外へは出たくない季節です。こんな時期だからこそインドアや暖房器具付きの打ちっ放しの練習場で、もうすぐ訪れるゴルフシーズンを前に、しっかりとスイングづくりをしておこうと思っている人も多いのではないでしょうか。では、どんなスイングづくりを志したらよいのでしょうか。 答えは一つ。スイングのタイミングづくりです。しかし、雑誌などでたびたび目に…
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2024年03月号
食楽園「王貞治さん実家の〔五十番ラーメン〕」
まだダイエーホークス時代の1999(平成11)年1月のこと。就任早々の根本睦夫球団社長が、王貞治監督をはじめ首脳陣が顔をそろえたコーチ会議でこう言った。 「コーチ連中に言っとくけど、お前ら、監督に遠慮しすぎなんだよ。“世界の王”だと思って接しているからそうなるんだ。この王君はラーメン屋のせがれなんだよ」 その場にいたコーチたちは度肝を抜かれたが、この会議をきっかけに監督とコーチの溝が消え、選手間に好影…
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2024年03月号
九州大相撲伝「日本統治下の朝鮮咸鏡南道洪原郡出身 力道山光浩(1)」
プロレス王者より力士時代の自分が好き 1956(昭和31)年春、パリ空港でのこと。女優の岸惠子さんはエール・フランス航空のカウンターで高額な超過料金を請求され驚いた。日仏合作映画『忘れえぬ慕情』出演の契約金をはたいて買った骨董品や、写真に凝っていたのでドイツ製カメラ「ライカ」と交換レンズなどの付属部品が対象になったらしい。そんなこと思ってもみなかった恵子さんは、支払うお金など無いので抗議した。 「わ…
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2024年03月号
閑人閑話「嘆くなかれ」
誰が言い出したのか、「35歳限界説」というものがあるらしい。『転職も結婚も、積み重ねてきた経験というプラス要因を、年齢というマイナス要因が上回る、その分岐点が35歳』というのだ。30代前半の男性公務員が新聞紙上でこう嘆いていた。 「真面目だけがとりえ。職場の花形部署で必死に頑張りましたが、結果という事実を出せず焦るばかり。婚活も同じです。35歳限界説は理にかなっていると思うようになりました。そんな状態…
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2024年03月号
あの日あの頃/シアーズホームグループHD・丸本 文紀 社長
「社員が幸福を感じられる会社に」 シアーズコーポレーション(現シアーズホームグループHD)を創業したのはバブル真っ只中の平成元年。同年4月30日まで地場流通大手のニコニコ堂(のちに経営破たん)に勤務し、翌日の5月1日からは新たな事務所に意気揚々と出社した。事務所は、先輩の会社の2階を間借り、中古の応接セットと電話が一台、一人分の机とイスが置いてあるだけの質素なものだったが、これから始まる新しい生活に身…
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2024年03月号
ホークス「小久保ホークス始動! 開幕に向けた熱き戦い」
春季キャンプはまもなく終了。続いて行われるオープン戦で新生・小久保ホークスの実力をぜひ自身の目で確かめてほしい。 スローガンから生まれる チームとファンの一体感 ホークスは1月25日に2024年シーズンのスローガン「VIVA(ビバ)」を発表した。ロゴには「美破!」という漢字が当てられており、小久保裕紀監督は「選手それぞれが美意識を持ちながら成長し、チームとして結集して(優勝への)壁を打ち破っていく」と説…
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2024年03月号
Two of Us/張 光陽・福新楼 社長 × 徳安 憲一・吉塚うなぎ屋 相談役
100年以上前に、食のまち・福岡市で産声を上げた福博を代表する飲食店を承継してきた、という共通点を持つ。両店舗ともに、足しげく通う根強いファンがおり、それぞれが有する独自の飲食店経営のノウハウは現代でも色あせない。また、お互い西南学院で学生時代を過ごした同窓生でもある。地元の老舗飲食店のトップとして、福博が誇る食文化を国内外にアピールしていく考えを共有しており、今後は次世代の飲食店経営者に向けた取…
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2024年03月号
OH!ニッポン「『気分』民主主義の時代~点火される大衆と消費されるリーダー」
「人民の人民による人民のための政治」は、民主主義の理念を端的に表現したリンカーンの有名な言葉だが、「人民による政治」が「人民に幸福と利益をもたらす政治」になる保証はどこにもない。大衆による議論は時間のみを費やし、空転しがちだ。ならば「賢人による政治」の方が、はるかにスピーディーで効率的な政策が行えるはずである。 ところが、大きな問題がある。賢人をどう判断し、選ぶかである。仮に「非」賢人が国家意…
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2024年03月号
四季漫筆「逃亡の希望と絶望─老革命家たちの50年」
1971年の渋谷暴動事件で、殺人罪に問われた過激派「中核派」の活動家大坂正明(74)に対し、東京地裁は懲役20年の判決を言い渡した。私と大坂、そして彼が投げた火炎瓶で死亡した機動隊員は同学年である。 私はこの事件の翌年に社会人になった。定年退職後のいまは図書館とスポーツジム通いの安穏な日々。一方の大坂は逮捕までの50年あまり、自分の手配写真を横目に逃げ回っていた。私の会社人生よりもずっと長い歳月である。…
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2024年03月号
DATAでみる九州「半導体投資」
半導体投資は今後10年で経済効果20兆円 運輸や電力、ガス、水道など幅広い産業に波及 九州経済調査協会(九経調)は九州地域(九州7県および沖縄県、山口県)における半導体関連設備投資による経済波及効果の推計を分析し、発表した。 同分析では、2021年から30年の10年間に九州地域で予定されている半導体関連設備投資による経済波及効果を推計・分析した。分析にあたっては、プレスリリースやアンケート調査を基に設備投資…