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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年03月号
寸談余話(5)神戸製鋼・関清重九州支店長/エヌエヌ生命保険・クスマ・アンドレマネージャー
活動が高評価 優良企業に選定 社内での意識醸成や生活実践も 大手鉄鋼メーカーの神戸製鋼(神戸市)は、今年も引き続き、SDGsや社会課題解決に向けた取り組みを積極的に進める。昨年には日本証券アナリスト協会「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」の鉄鋼・非鉄金属部門で初の第1位に選定された。 同社九州支店では、支店独自に企業活動上だけでなく、グリーン社会の実現に向けた取り組みに力を入れてい…
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2024年03月号
Monthlyダイジェスト
1/13(石川県) 大学入学共通テストが13〜14日、全国各地の会場で行われた。能登半島地震で被災した受験生が受けられるよう、受験票を紛失しても身分証明書なしで受験可能とするなどの配慮が講じられた。写真は12日午前、受験のため金沢市に向かう石川県立輪島高の生徒たち。 1/13(台湾) 台湾総統選が13日投開票され、中国との統一を明確に拒否する与党、民主進歩党(民進党)候補の頼清徳副総統(64)=写真中央=が初当…
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2024年03月号
寸談余話(3)JR九州リージョナルデザイン・今井昭文社長/木村・木村寿孝社長
油山のアウトドア施設を運営 シェアオフィスや宿泊施設も開設 JR九州リージョナルデザイン(福岡市)は、昨年4月に開業した複合体験型アウトドア施設「ABURAYAMA FUKUOKA」の運営を担う。今井昭文社長は「中心部から車で約30分の好立地を生かし、新しい体験スポットとしての情報発信と利用客の増加に力を入れる」と話す。 同社はアウトドア用品大手のスノーピークとフランチャイズ契約を締結し、キャンプ場やバーベキュー場…
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2024年03月号
寸談余話(1)カヌチャリゾート・白石 武博 社長/富士甚醤油・渡邉規生社長
スペイン訪問しインバウンド増 可能性を実感 魅力を伝えたい カヌチャリゾート(那覇市)の白石武博社長は昨年12月、スペインの2都市で開催された観光関連イベントに参加した。「欧州からのインバウンドを日本に呼び込むための貴重な一歩。多くの方に意見を伺い、大きな可能性を感じた」と明るい表情で語る。 白石社長は、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の会員企業の立場で参加。「一部の有名な観光地を除いて、…
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2024年03月号
寸談余話(2)/日本乾溜工業・兼田智仁社長/エコー電子工業・柗本清人社長/日本管財・髙山耕一郎本部長
C・M・X事業部を新たに設置し 建設事業の変革を推進する 昨年10月に新たな中期経営計画をスタートした日本乾溜工業(福岡市)。兼田智仁社長は「2024年問題に対応し、DXなどを活用した建設事業の変革を推進する部署としてC・M・X事業部を設置した。建設業界が抱える課題を解決していきたい」という。 建設業界は24年問題への対応を迫られており、同社にとっても頭の痛い問題であることは間違いない。これに対して同社では、…
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2024年03月号
寸談余話(4)楽天地・水谷崇社長/JTB・篠崎和敏九州エリア広域代表
博多区祇園に本社を拡張移転 人流増で過去最高の売り上げへ 「元祖もつ鍋 楽天地」を12店舗運営する楽天地(福岡市)は昨年9月、本社を「博多祇園センタープレイス」に拡張移転した。博多と天神の中間に位置する好立地で、水谷崇社長は「オフィスデザインはモノトーン系を配色することで、働きやすさを重視した」と笑顔で話す。 コロナ禍後の人流増加を背景に来店客が伸長し、今年度は過去最高の売上高約22億円を見込む。特…
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2024年03月号
refresh/商船三井・大久保 昌彦 九州支店長
「海・風・我が一体に」 時間を見つけてはウインドサーフィンを楽しんでいる。ウインドサーフィンはセールを張ったリグとボードのシンプルな構造で、動力は自然の風のみ。うまく風と一体化できれば、かなりのスピードで海上を帆走できる。何より日常の喧騒(けんそう)から離れ、海原で自分だけの世界に没頭できるところが良い。 始めたきっかけは慶応義塾大のサークルだった。1980年代当時は、ちょうどウインドサーフィンが…
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2024年03月号
九州の志士「大牟田の近代化を進めた『団琢磨(たくま)』」
1858(安政5)年に生まれた団琢磨は、1888(明治21)年に三池炭礦社の事務長に就任し、後に三井財閥の本社・三井合名会社の理事長に就任した。三池炭礦社の技術的発展を促進し、三池築港など大牟田の発展に貢献したが、1932(昭和7)年に血盟団員によって暗殺された。 アメリカ留学の経験 1858(安政5)年、福岡藩馬廻(うままわり)役の父・神屋(こうや)宅之丞と母・やすの四男として荒戸4番町(現在の福岡市中央区荒戸3…
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2024年03月号
焼酎の息づくまち「鹿児島県徳之島 奄美大島にしかわ酒造 本社工場」
奄美の“黒糖焼酎”を島外にも─ 紙パックで広めた『島ナポ』の古里 鹿児島には芋焼酎だけでなく、奄美群島の黒糖焼酎もある。東洋のラム酒とも称され、群島内を中心に愛飲されてきた。奄美大島にしかわ酒造の「島のナポレオン」がそこに新風を吹かせ、島外にも愛飲者を広げた。“長寿の島”そして“子宝の島”として知られる徳之島にその古里がある。 喜び分け合う“子宝の島” 出産祝いで200人の宴 焼酎の原料と言えば、芋や麦が…
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2024年03月号
元寇「羅針盤と混一疆理歴代国都地図(こんいっきょうりれきだいこくとちず)」
渡海の厳しさ モンゴル軍は、文永の役においては高麗軍、弘安の役においては高麗・旧南宋両軍とともに渡海し、日本を侵攻してきた。しかし、この渡海はそう簡単ではなかったはずだ。 朝鮮半島・中国大陸から日本(最終的には博多湾、大宰府)を目指すとき、距離と方位がわからなければ、それは厳しい。航海で目的地の位置を知るには、羅針盤と地図が不可欠である。しかし、羅針盤は当時すでにあったとして、距離を知る地図は…