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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
寸談余話(3)キリンビール九州統括本部・山本恭裕本部長/商工組合中央金庫・村山裕昭福岡支店長兼久留米支店長
3月に九州統括本部長に就任 ここで成功し全国へ風を吹かす 「九州は食材の宝庫。飲食店で提供される料理の質は相当なもの。九州外の飲食チェーンが新規参入するのは難しいのでは」と話すのは3月にキリンビール九州統括本部(福岡市)に赴任した山本恭裕(やすひろ)本部長。長年、関東を中心とする外食チェーンを相手に営業畑を歩んできた山本本部長は、九州を訪れるや否やそう実感したという。 「多くの飲食店に当社の商品…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
Radar
「NY Times.com」とサブスク契約/九州産業大 九州産業大(福岡市)は2024年度から、アメリカ「ニューヨークタイムズ社」と、同社デジタルプラットフォームに学生や教職員がアクセスできるサブスクリプション利用契約を締結した。同社のWebサイト「NY Times.com」は、「世界で最も購読されている」とするデジタル報道機関。同大関係者はこれを無制限利用できるようになった。西日本の大学で初の試み。 4月10日には、同社アジ…
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2024年06月号
OH!ニッポン「政治とカネ(下)法規制の視点 ~『汚いカネ』と『浄いカネ』の峻(しゅん)別を~」
代議制民主主義は、国民から選ばれた議員によって運営される政治である。議会に参加しようとすれば、当選が前提条件となる。選挙は有権者によるいわば資格試験である。しかし、自分の勉強次第で合否が決まる資格試験とは違い、有権者に顔と名前を知ってもらい、所属政党と公約を支持してもらわねばならない。選挙は膨大な手間と費用の上に成り立っている。 英国の元首相チャーチルの名言がある。「民主主義は国民が政治に参加…
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2024年06月号
九州の志士「治国安民と富国論を唱えた『横井小楠(しょうなん)』」
幕末に治国安民の実学と富国論を唱え、勝海舟、坂本龍馬らと交遊し、熊本藩、福井藩、柳川藩をはじめ多くの人々に影響を与えた開明思想家 横井小楠。近代日本の国家像を創造し、新時代・明治に活躍する英才を育てた横井小楠の生涯をたどる。 幕末の「開明思想家」 横井小楠は、1809(文化6)年に肥後・熊本藩士横井家、横井時直と母かずの次男として熊本城下の内坪井(現在の熊本市、私立熊本中央女子高校の敷地内)に生ま…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
元寇「文永の役」
モンゴル軍の侵攻 文永の役は1274(文永11)年に次のような経緯をたどった(日付は旧暦)。 10月3日モンゴル・高麗軍、合浦発→5日対馬を侵攻→14日壱岐を侵攻→20日博多湾岸に上陸・終日合戦→この夜大風雨により戦艦200余没す。 進発地の合浦(がっぽ)は現在の馬山である。 気象学者の神風否定 文永の役では神風=台風が吹いたとされていたが、1958年気象学者・荒川秀俊は、旧暦の10月20日は新暦の11月26日にあたり、こ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
四季漫筆「『青葉繁れる』山道を歩いて」
福岡市民の森として親しまれている油山の麓に暮らしているので、山道をよく散策する。いまの季節は梅、桜に彩られた百花繚乱(りょうらん)の春が過ぎ去り、山々は緑一色に覆い尽くされている。 緑というと、若葉・青葉をセットで口にすることが多いが、厳密には少し異なる。若葉とは生育し始めて間もない草木から芽生えた葉のこと。草木自体の樹齢が若いという言い方ができる。これに対し、青葉とは樹齢に関係なく、その年に…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
Monthlyダイジェスト
4/8(東京) 一般ドライバーが自家用車を使い有料で乗客を運ぶ「日本型ライドシェア」が8日、東京都で始まった。写真は同日、東京ハイヤー・タクシー協会が江戸川区で開いた出発式。都内では23区内を中心に曜日や時間帯を限定して運行が認められる。 4/8(米国) 岸田文雄首相は4月8〜14日、日本の首相として9年ぶりの国賓待遇で訪米した。バイデン大統領との会談では自衛隊と在日米軍の連携強化に向けた指揮・統制枠組みの…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年06月号
【九州医療最前線】九州国際重粒子線がん治療センター「重粒子線がん治療の公的医療保険 新たに3部位が適用に」
6月から初期の肺がん、婦人科系がんなど3部位が追加 2013年6月に開院、同年8月から治療が始まり開院10年を迎えたサガハイマットは︑これまでに9316人(2024年3月末現在)の患者を治療してきた。前立腺がんから始まった重粒子線治療は当初先進医療だったが、16年に骨軟部腫瘍、18年に前立腺がんなど2部位、22年には肝細胞がん(長径4センチ以上)など5部位の計8部位が公的医療保険の適用となり、24年度の診療報酬改定で新たに早…
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本誌記事 特集・ナナイロプリズム福岡
2024年06月号
【インタビュー】Nanairo Lab(ナナイロラボ) 村上 秀孝 CEO
デュアルキャリア支援に軸 ラグビーで地域発展に寄与 1967年2月5日 生まれ。福岡県田川市出身。久留米大医学部を卒業後、92年同大整形外科入局。2017年村上外科病院院長。11年のラグビーW杯日本代表チームドクターなどを務める。 ─九州初の女子プロ社会人ラグビーチーム誕生の経緯について教えてください。 福岡県田川市で生まれ、中学2年生からラグビーを始め、大学卒業後はクラブチームでプレーを続けています。卒業後は…
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本誌記事 特集・ナナイロプリズム福岡
2024年06月号
職場で生き生きと輝く選手たち/ラグビーだけでなく、地域企業の一員として役割を果たす
社長の熱い思いを感じ入社 職場の応援が大きな励み ナナイロ プリズム福岡の選手の多くは企業などで働いている。 迫田夢乃さん(24)は、老舗土木事業者の中村工業(福岡市)に所属する。鹿児島県出身で、ラグビーを本格的に取り組むために女子部がある九州産業大に進学した。 大学卒業後は静岡県のチームに所属したが、出場機会と地元九州への思いから今年1月にナナイロ プリズム福岡に移籍した。移籍にあたり、就職先と…