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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
ホークス「球界初の新しい本拠地名とこの夏進化する「鷹の祭典」」
異例ともいえるシーズン途中での本拠地ネーミングライツ変更と、19回目を迎える恒例イベントの大きな進化についてご紹介しよう。 新しくなった本拠地名 1軍球場では初の試み ホークスがパ・リーグ首位を独走していた4月25日、福岡ソフトバンクホークスは本拠地である「福岡ドーム」の名称変更を発表。みずほフィナンシャルグループとPayPayの2社と施設命名権(ネーミングライツ)の契約を締結し、新たに「みずほPayPayドー…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【住宅金融支援機構】フラット35子育てプラスで子育て世帯支援
住宅金融支援機構は、少子化対策が叫ばれる中、子どもの人数によって金利引き下げが受けられる新たな商品を開発した。これにより、子育て世帯や若年夫婦世帯の住宅取得時の負担軽減を図っている。一方、地域が抱える問題やマンションの高経年化などに対しては、国の住宅政策実施機関としての特性を生かし、独自の住宅金融商品を展開することで課題解決に取り組んでいる。 住宅取得時の負担軽減へ 最大年間1%金利引き下げ 今…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【太宰府市】「初の3カ年中期事業計画を策定 真の梅のまち太宰府の実現目指す」
太宰府市では、2021年度から成長戦略の一環として太宰府市産の梅を使った新製品の開発を推進する「令和の都だざいふ『梅』プロジェクト推進事業」に取り組んでいる。4年目に突入した同プロジェクトは、今年度から26年度までの3カ年を期間とする「令和の都だざいふ『梅』プロジェクト中期事業計画」を策定した。 同計画は、市のシンボル「太宰府市産の梅」をブランディングし、新製品の開発、新たな地場みやげ産業の振興、ふる…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【糸島市・福岡市西部エリア】商業施設などの増加で都市機能が充実/福岡都心の近接性強みに移住者や観光客呼び込む
福岡市西区や糸島市は福岡市中心部への交通利便性が高く、観光地としての人気の高さもあり移住・定住先としても人気のエリアだ。近年、人口増に伴う商業施設や住宅地の整備、九州大・伊都キャンパス移転に伴う研究拠点の整備など、域内外から人を呼び込む動きが相次ぐ。 JR姪浜駅近くに商業施設 新たなにぎわい創出期待 地場デベロッパーのサワライズ(福岡市)は今年4月、福岡市西区姪浜(めいのはま)に、ライフスタイル…
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【企業業績】人流回復と価格転嫁で過去最高も/中国市場の「低迷」で一部業種では苦戦するところも
九州・沖縄に本社を置く主要企業の2024年2・3月期決算は、おおむね増収増益の傾向にあった。中には過去最高の業績を上げた企業も散見され、コロナ禍からの経済回復が浮き彫りとなった。ただ、原材料費や人件費などのコスト高で価格転嫁が進まなければ、収益は圧迫される。また、地場大手では長引く円安も不安材料となっている。 鉄道やホテル、宝飾品まで 円安のインバウンド恩恵も 地場主要企業の業績実況を主に見てみる。…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【第一商事グループ】ZEB×免震構造の最先端自社ビルを建設へ
福岡県や関西地方などでのビル賃貸事業や航空機リース事業、駐車場事業、商業施設事業などを手掛けている第一商事グループ(福岡市)は、今年からは競走馬事業をスタートさせるなど、豊富な実績と高い信用力を背景に、着実に事業を成長させている。2026年夏の竣工を目指し、自社ビル兼オフィステナントビルを福岡市内の大博通りに建設を予定している。 コストを惜しまず建設へ 環境性と安全性で最先端 第一商事グループの石…
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【陸上公共交通】路線効率化で利便性との両立模索/タクシーでは運転手不足で「日本版ライドシェア」導入
慢性的な人材不足を抱えるなか、コロナ禍に直撃された地域公共交通は、利用者が大幅に落ち込み、路線の廃止・減便が相次いだ。5類移行後、需要は戻りつつある一方で、急激に需要が戻ったタクシーは、国が「日本版ライドシェア」を導入、6月から福岡都市圏もスタートした。地域の足として経営合理化と利便性のバランスを模索する動きが続く。 鉄道は定期や遠距離で足踏み コスト減や業務効率化が進む 鉄道需要も、コロナ禍…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
食楽園「肉の匠が極めるラーメン 福岡県柳川市〔清柳食産〕と福岡市東区〔らーめん漢〕」
井沢八郎さんが集団就職で上京した中卒少年を唄った『あゝ上野駅』。この歌が巷(ちまた)に流れたのは1964(昭和39)年のこと。前年にヒットした舟木一夫さんの明るい青春歌謡『高校三年生』とは趣を異にした、心に染み入る応援歌で昭和の青春譜であった。 その一昔前、高校進学率がまだ50パーセントに満たなかった頃。福岡県柳川市の母子家庭に育った堤清美さんは、目が不自由な母との生活を支えるため、中学生のときから建…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
九州大相撲伝「日本統治下の朝鮮咸鏡南道洪原郡出身 力道山光浩(5)」
渡米し沖識名からプロレスの基礎学ぶ 1951(昭和26)年秋。プロレスラーとして生きることを決意した力道山は、新田建設を退職するため新田新作社長に会い、アメリカへ渡って本格的に修業したい旨を打ちあけた。当時28歳。所帯を持ち2人の子供もいて、浜町公園前に2階建ての家まで新築してもらうほど世話になっていた。 「人生はせいぜい50年か60年ではないでしょうか。私はもうその半分を終わっています。男として悔いのない…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
高橋孝治の中国法表層深層(14)
「法治」最新論と「火の中発言」の真意 『人民日報』2024年5月16日付19面に「法によって騒音公害の問題を処理する(依法治理噪声汚染問題)」という記事が掲載されました。これによれば、集合住宅の上の階の人の改装工事、隣人のピアノ演奏などに苦しむ高齢の妊産婦が地域社会に助けを求め、交渉や調停が不調に終わったものの、法院(裁判所)が騒音を出している者に対し、説明を求める事案が発生しているといいます。 この…