財界九州ONLINE本誌記事のみを対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 ズームアップ(人)
2024年06月号
SPIRITS/ECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市)・川野 輝之 社長
PASSTOでサーキュラーエコノミーの実現目指す ■中古の農機・建機の買取・販売から、衣類の再利用・再資源化に経営の軸足を大転換されるきっかけは? 創業当時は、国内で買い取った農機や建機を中国などアジアに輸出しておりまして、その後は家電や洋服などを扱うようになりました。日本で使用された中古品は『Used in Japan』と言われ、アジアに持っていくと高く売買されておりましたので、そのままビジネスとして継続するこ…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
九州大相撲伝「日本統治下の朝鮮咸鏡南道洪原郡出身 力道山光浩(4)」
ハロルド坂田と出会いプロレスラーへ 1950(昭和25)年9月、現役関脇の力道山は自ら髷(まげ)を切り、廃業してしまった。糊口をしのぐため土建会社新田建設の土方や現場監督になり、その虚しさを酒でごまかし喧嘩に明け暮れていたある日、新橋の「銀馬車」というナイトクラブでハロルド坂田という日系二世の男と出会った。 ハロルドの「プロレスラーになれば金(かね)が稼げるぞ」という誘いに、軽く扱われたと思ったのか…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
食楽園「福岡県糟屋郡のドラゴンロード 博多や長浜と一味違うラーメン圏を形成」
福岡空港の東側、福岡県糟屋郡志免町から宇美町にかけて南北に走る県道68号は、通称「ドラゴンロード」と呼ばれる。その沿線周辺に「龍」の名が付くラーメン店が多いからで、志免町発祥の〔三洋軒〕系の店と合わせて、糟屋ラーメン圏を形成。福岡市の博多ラーメンや長浜ラーメンとは一味違うラーメンとして人気を呼んでいる。 ドラゴンロードには8軒の「龍」の字がつくラーメン店があり、最も老舗なのが1963(昭和38)年に創…
-
本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
【伊万里港】新規開拓へ内貿コンテナにも注力
北部九州地区で存在感増す 東京や大阪でセミナー開催 伊万里港(佐賀県伊万里市)は、県北西部にある伊万里湾の湾奥部に位置し、1951年に国から重要港湾の認定を受けている。コンテナターミナルの岸壁は延長260メートル(水深13メートル)と190メートル(同9メートル)で、エプロン(貨物の積み降ろしのための仮置や車両の通行などを行う場所)は約9000平方メートル。造船、化学、食品加工、木材などの工業港として発展してお…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
高橋孝治の中国法表層深層(13)
中国で英雄の名を企業広告などに用いると… 中国では、英雄とされている名前が多くあります。そのような名前が企業の宣伝の名称や企業のサービス名に含まれていた場合、どうなるのでしょう。今回は、そのような問題に関する中国で実際に起こった裁判事例を見てみましょう。 【事例】インターネット企業A社は、自社会員に「雷鋒会員」という名称を付け、「雷鋒グループ」というインターネット上のプラットフォームを提供し、会…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
DATAでみる九州「社会課題解決」
8割超の企業が社会課題解決の事業を重視 金融業と製造業でソーシャルビジネス連携進む 昨今、SDGs(持続可能な開発目標)などの取り組みの広がりを受けて、地域資源や社会課題の解決の手法としてソーシャルビジネス(以下、SB)が認知されつつある。 九州経済調査協会は「九州経済調査月報」2024年4月号で九州地域(九州7県、沖縄県、山口県)における企業のSBの理解や活用などについてレポートしている。 九州地域に従業…
-
本誌記事 目次
2024年06月号
2024年6月号
-
本誌記事 エリアリポート
2024年06月号
【エリアフォーカスインタビュー沖縄/大海 龍祈 氏 (琉球アスティーダスポーツクラブ 執行役員)】卓球が持つ無限の可能性を沖縄から国内外に発信
「『スポーツ×◯◯』の発想を取り入れ 地域社会が抱える課題解決を目指す」 2018年にプロ卓球リーグを立ち上げ、Tリーグに参入した「琉球アスティーダ」(沖縄県中城村)。活動の拠点を沖縄に置いた根底には「弱い地域、弱いものに光を当て、スポーツの新たな価値を生み出す」という発想があった。卓球を起点にさまざまな活動を展開して地域活性化を図る事業は、多様な展開をみせている。 《卓球Tリーグ男子「琉球アスティーダ…
-
本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
【那覇港】国際化が進む物流と人流をけん引
運営母体は「那覇港管理組合」 「国際物流プロジェクト」推進 島しょ県の沖縄は、物流の約99%を海上輸送が担っている。県内にある41港湾(重要港湾6、地方港湾35)の中で、那覇港は県全体で取り扱う公共貨物の3分の2が集まる物流の拠点という役割を持つ。他方、2019年には、クルーズ船の寄港回数が全国1位になるなど、人流の拠点としての重要性も増している。ちなみに那覇港には「那覇」「泊」「新港」「浦添」という四つのふ…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年06月号
あの日あの頃/海邦ベンダー工業・登川将光 社長
社長を打診された四半世紀ぶりの再会 「将来、うちの会社を君に任せたい。来てもらえないだろうか」─。突然、掛かってきた電話で会いたいと言われ、久しぶりに再会した現相談役の神谷(弘隆、以下、相談役)は「アルコールが入る前に」と前置きした上でそう言って、私を真っすぐに見据えた。私の回答は「お引き受けしたいと考えています」。数時間前に電話を受けた時、呼び出された理由を直感した私は、気持ちがほぼ固まってい…