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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【筑紫エリア】筑紫野IC付近で進む物流施設の集積化/急激なインバウンド需要に沸く観光地太宰府
物流需要の増加を見込み、新施設の竣工や建設が相次ぐ中、九州自動車道筑紫野インターチェンジ付近でも九州最大の物流施設計画が進むなど活発化している。一方、太宰府市ではコロナ5類移行によって、インバウンド需要が急激に回復するなどにぎわいを見せている。 九州最大の物流施設計画 IC隣接の好立地が人気 人口約44万人を超える筑紫エリアは、筑紫野、春日、大野城、太宰府、那珂川の5市からなり、福岡市のベッドタウン…
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【働き方】オフィス再評価で進む業務効率化/多様化する働き方と求められる「社内一体感」の醸成
コロナ禍をきっかけにリモートワークが普及し、企業はこれに応じたオフィスのリニューアルを積極的に進めた。こうした中、従来の“働く場”に加えて採用や人材の定着を目的とした新たな役割も担うようになった。5類移行後も、ウェブ会議の定着化や拠点の分散化などに対応したオフィス環境の改善と働き方の見直しが進められている。 コロナ禍でリモートが進展 生産性向上にAIを活用へ 5類に移行して1年が経過し、企業の働き方…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2024年07月号
太田 禎郎 ホテル日航福岡 社長「ホテルは“地域力”を支えるインフラ。高付加価値を提供する交流拠点に」
福岡市の玄関口であるJR博多駅の博多口近くに立地するホテル日航福岡は今年7月に開業35周年を迎える。創業者である故太田和郎氏のこだわりを細部にわたって実現した同ホテルは、今や福岡市を代表するシティーホテルの一つとなっている。一方でこれまでバブル経済崩壊、リーマンショック、コロナ禍などいくつもの困難を乗り越えてきた。和郎氏の長男であり、3代目社長を務める太田禎郎氏に想いを聞いた。 聞き手/本誌編集主幹 …
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【商業施設】福岡都心が内外富裕層の受け皿に/にぎわい創出で「爆買い」とは異なる売り上げ増に
アフターコロナの消費行動は、高級品を取り扱う百貨店などで明暗が分かれている。福岡都心に立地する商業施設が好調ぶりが際立つ半面、それ以外の地域では山形屋(鹿児島市)の私的整理に象徴される衰退傾向が強まり、二極化がより鮮明化している。勝ち組の前者は、円安を追い風とするインバウンドを含めた富裕層の購買意欲の受け皿となっている。 博多駅ビルの商業施設は客単価が上がり過去最高 博多駅ビルの商業施設「JR…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年07月号
【動かすDX〈デジタルトランスフォーメーション〉(27)】道路を掘削せずAIで漏水予測調査/福岡市は市内全配水管約4000キロの劣化を予測
全国的な水道管の老朽化の進行で、年間2万件を超える漏水・破損事故が発生し、1800億円以上の損失が発生している。また、既存の漏水調査は、道路を掘削して水道管の状態を把握したり、専門機器を使って漏水を判断している。ただ、相当の時間と労力がかかるうえ、熟練人材の不足などの課題がある。そこでAIを活用して水道管の劣化予測をすることで、漏水を防ぐ取り組みが自治体で進んでいる。 蓄積データ基にAIで判定 従来手法…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年07月号
【事業売却】名門フェニックスC・Cがアコーディア系に!?/シーガイアの米投資ファンドへの「再売却」に地元は衝撃走る
宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」の米ファンドへの再売却は地元経済界でも衝撃を持って受け止められた。その一方で米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」の買収の大きな狙いは、九州の名門ゴルフ場「フェニックスカントリークラブ(フェニックスC・C)ではないか」と地元経済人は見ている。 カジュアルゴルフ路線拡大 近年では名門コース傘下に フェニックス・シーガイア・リゾート内にあるフ…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年07月号
ZOOM UP まちづくり【小郡市】コストコや物流施設が続々と進出
福岡県中央部に位置する小郡市は、福岡都市圏と県南の中心都市である久留米市のベッドタウンとして発展し、昨今はコストコなどの企業進出が相次ぐ。市はその魅力発信とともに、ふるさと納税にも力を入れている。 コストコ誘致で県境越えた誘客も 福岡県小郡市は二つの高速道路が通り、2024年度には小郡鳥栖南スマートインターチェンジが完成した。また、市内に12の鉄道駅もあるため、福岡市と久留米市のベッドタウンとして…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年07月号
Focus Okinawa【観光】 量から質へを具体化する策を模索/国内観光客数はV字回復も恩恵は「まだら模様」
2023年度の国内観光客がコロナ禍前を上回るなど、沖縄県の観光産業は回復基調が鮮明化している。当然、今年のゴールデンウイーク(GW)への期待も高かったが、全てのリゾートホテルが恩恵を受けたわけではなかった。持続可能な観光地として認知度を高めるため、県内では「量から質」への転換を図る動きが加速している。 訪沖の国内客コロナ前超 外国客取り込み出遅れ感 沖縄県は、国内観光客が増加基調で推移していることに…
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
新型コロナ5類移行から1年
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本誌記事 エリアリポート
2024年07月号
【沖縄】琉球大に全国初教育・研究施設/法学と心理学を融合し「ハラスメント」問題解決へ
琉球大(西田睦(むつみ)学長)は今年4月、ハラスメント(性的嫌がらせ)などに関する課題解決につながる教育・研究機能の整備を目指す「琉球大学ヒューマンライツセンター」を設立した。同分野に特化した教育研究組織は、全国の大学初。法学と心理学の融合により、基本的な人権が尊重される社会の構築に向けた取り組みを展開することにしている。 人権尊重の場として 教育研究機関を活用 「琉球大学ヒューマンライツセン…