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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2024年08月号
〈銀行〉生成AIで「業務効率・生産性向上」図る地銀
いよいよ実用段階に入ってきたということだろう。対話型のAI(人工知能)「Chat(チャット)GPT」を米国オープンAI社が世に出したのは2022年11月だが、それから1年半で多くの地方銀行が業務改革ツールとして採用し始めている。 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は今年4月、DX推進本部内に「AI戦略グループ」を新たに設置。今年5月からは、銀行の基幹業務の一つである融資支援で生成AIの活用を一部開始した。 同グルー…
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本誌記事 特集・Growth Companies
2024年08月号
新たな価値創出に挑むことで成長する企業/不透明感が増す時代に新規事業や組織改革に取り組む
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2024年08月号
〈北九州〉初代門司駅遺構は「記録保存」で取り壊しへ
昨年秋に北九州市の門司港地区で明治期の初代門司駅関連遺構が出土し、同地で新たな複合公共施設の建設を急ぎたい市側と、現地保存を求める学術団体などが対立していた問題は、市が追加の調査と写真などを残す記録保存となり、遺構は取り壊され、今年度内にも建設工事に着手することになった。 この遺構は1891年に開業した初代門司駅の駅舎外郭石垣、赤レンガが積まれた機関車庫の基礎部分、石炭ガラの廃棄した跡など。九州の…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年08月号
あの日あの頃/西九州倉庫・辻 宏成 社長
祖父、父の足跡を受け継ぎ宿命と生きる 第17代佐世保市長を務めた祖父(辻一三氏、元佐世保商工会議所会頭)の影響もあり、政治の世界は昔から身近なものの一つだった。中央大の学生だった21歳のころに、当時、衆議院議員3期目を目指していた金子原二郎氏(元農相、元長崎県知事)の選挙を手伝ったのが初めてで、その流れで、大学卒業を待たずに東京の金子事務所に出入りし、卒業後は私設秘書として、永田町議員会館630号室に…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年08月号
四季漫筆「権力者の病像~藤原道長のカルテ」
NHK大河ドラマ「光る君へ」を毎週、楽しみに観(み)ている。紫式部と『源氏物語』への興味もさることながら、取り上げられることの少ない平安王朝の権力ドラマが赤裸々に描かれていて面白い。 この世をばわが世とぞ思う望月の 欠けたることもなしと思へば 寛仁2(1018)年10月16日、藤原道長の三女威子(いし)が後一条天皇の中宮となり、その立后の式が滞りなく終了。歴代天皇の后(きさき)を自分の娘で独占、一家三后…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年08月号
【時流 沖縄県議選】反知事勢力が16年ぶりの議会多数派に/知事派の「党利優先の姿勢」に県民は嫌気
「県政野党に風が吹いたわけではない。実態はすでにないにもかかわらず各メディアがいまだに使いたがる『オール沖縄』の瓦解が、あらためて浮き彫りになっただけのこと」─。沖縄県のある地元経済人は、6月16日に投開票が行われた沖縄県議選(定数48)の結果をこう総括する。 玉城県政2期目の中間評価と位置付けられていた同県議選は、県政野党の自民や公明、維新、保守系無所属の勢力が過半数を大きく上回る28議席(改選前24…
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【ホテル】値上げとインバウンド増で急回復/人手不足を補う「マルチタスク」と「賃上げ」不可決に
ホテル・旅館はコロナ禍で最も影響を受けた業種の一つと言える。宿泊だけでなく、宴会、レストランの稼働が落ちたことで、業績は低迷し、人材も離れた。しかし、5類移行後に料金値上げをしたことと、円安効果もあってインバウンド需要が復調し、業績は急回復している。ただ、限られた人的資源でどのように運営するかが、各ホテルの課題となっている。 世界水泳後に回復を実感 福岡市中心部では競合増 九州経済調査協会の経…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
Two of Us/江藤 佳史 江藤酸素 社長 × 疋田 功道 鶴崎海陸運輸 社長
大分の将来を見つめ、次代を担う3代目経営者として二人が出会ったのは、今から4年前、コロナ禍真っただ中の2020年のこと。大分経済同友会の特別委員会に呼ばれたときに、同世代でもあり、会社や家庭の共通項も多かったことから意気投合した。若者をいかにして大分にとどめ、産業の発展に寄与してもらうかという課題に真摯(しんし)に取り組んできた二人が、今後の互いの事業を通して、自らの子どもたちの将来まで見据えた協力…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
KAIL/九州・アジア経営塾塾長 橋田紘一氏/九州電力 監査等委員会室 課長 山西世剛氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2024年07月号
SPIRITS/リプライオリティ(福岡市)・中山 伸之 氏
売れるコールセンターで通販会社の売り上げUP↑ ■貴社では“売ってくるコールセンター”を標ぼうされていますが、通常のコールセンターとの相違点はどこですか? 一般にイメージされるコールセンターの業務は、例えばテレビの通信販売を見た視聴者からの注文や問い合わせ、クレーム対応を行うといったものだと思います。私どもでは、通販である商品を一度買ったことがあるが継続して買っていない休眠客や、期間限定の商品を買っ…