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本誌記事 特集・Food Island
2024年06月号
【TOPIC】体験型の食文化フェス臼杵で開催/5つのユネスコ創造都市がワークショプ実施
今年3月、食文化創造都市に認定されている大分県臼杵市で「うすき食文化フェス2024」が開催された。同フェスは、見る、聞く、体験することを通じて、先人が紡いできた多彩な臼杵の食文化(発酵醸造文化、循環型有機農業、質素倹約的な郷土料理)の次世代への伝承を目的とし、市と臼杵商工会議所、臼杵観光協会などで構成する臼杵食文化創造都市推進協議会と共催で実施している。当日は、環境へ配慮した持続可能な食の重要性など…
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本誌記事 特集・Food Island
2024年06月号
食文化を磨き商品開発やブランディング
食糧生産額が全国シェアの2割を占める九州は「フードアイランド」とも称される。農林水産業や食品加工業は各地の基幹産業であり、その魅力は、地域のイメージアップやブランディングにもつながっている。昨今は、味わいの追求や品質の向上による地域の食文化の磨き上げにとどまらず、カーボンニュートラルやウェルビーイングを志向する時代の要請に応じた商品開発などの取り組みもみられる。EC(電子商取引)も含めたマーケティ…
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本誌記事 特集・Food Island
2024年06月号
【REPORT】SNSで話題イカす!めんたい寿司/「ありそうでなかった」味わいで“新博多名物”へ
博多土産の定番であり、食卓に上る総菜としても親しまれる辛子めんたいことイカを組み合わせた押しずし「イカす!めんたい寿司」が、SNSをにぎわせている。半透明のイカの切り身の下に、辛子めんたいこ粒の赤色と大葉の緑色がほんのり。見るからにおいしそうで、昨年12月の発売後、「X」(旧ツイッター)などにアップされた画像が拡散するなどし、「これ、間違いないやつやろ!」「早く食べたい!」などと“バズった”。発売元の…
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本誌記事 特集・物流ビジネス
2024年06月号
【日本通運】Sea & Railで物流問題に対処 半導体対応の倉庫を続々開設
海上・鉄道の組み合わせ 日本通運は、二酸化炭素(CO2)排出量の少ない海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた複合型輸送サービス「Sea & Rail(シー・アンド・レール)」を拡充させる。長距離トラックのCO2排出量削減につなげるだけでなく、ドライバーの残業規制で実質的な輸送距離が短縮されるといった「物流の2024年問題」に対応する。 現在、Sea & Railで九州を結ぶルートは、博多ー東京港の九州ルート、博多ー敦賀ー苫小牧港…
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本誌記事 特集・物流ビジネス
2024年06月号
【 メープルツリー インベストメンツ ジャパン】国際基準適合仕様の物流施設 九州地区での事業拡大を図る
九州初の物流施設稼働 昨年7月、シンガポール政府系の不動産開発・投資会社メープルツリー・インベストメンツジャパン(東京)は、九州初の物流拠点「メープルツリー筑紫野ロジスティクスセンター」(福岡県筑紫野市)を稼働させた。九州自動車道の筑紫野インターチェンジ(IC)近くの流通団地内に位置する。地上4階建て(延べ床面積13万1600平方メートル)の施設には、通信販売や食品、日用雑貨、半導体関連企業が入居してい…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2024年06月号
〈経営戦略〉不動産運用に「私募リート」設立相次ぐ
不動産投資・運用を経営戦略の柱の一つに位置付けている地場有力企業の間で、私募リート組成に向けた動きが活発化している。九州電力は、資産運用会社「九電都市開発投資顧問」を今年7月に設立、西鉄も経営企画部内にアセットマネジメント(AM)会社設立担当部長を配置するなどの動きがある。 「私募リート」というのは、上場していない不動産投資信託のこと。東京証券取引所に上場しているJリートが、機関投資家から一般投資…
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本誌記事 グラフ
2024年06月号
Kyushu PHOTOGRAPH「大分県日田市」
石坂石畳道 石坂石畳道は1850(嘉永3)年の江戸時代後期に日田代官所と中津、宇佐四日市の陣屋を結ぶ往還として造られた道の一部。石碑の裏に設計者は周防の国、石工で「吉兵衛と永次郎」と記されている。石段は段差をつけるなどの工夫がなされ、急な所は牛馬の歩行に配慮して、2、3歩進んでは1段上がるような緩い段差をつけた坂道。急峻な坂を16回も折り、穏やかな勾配にした全長1.26キロも続く道は「いいちこのCM」にも登場…
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本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
海運需要増やモーダルシフトで存在感高まる拠点港湾
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本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
【八代港】台湾航路の物流増加に期待寄せる
「くまモンポート八代」本領発揮 オンデマンド交通の実証実験も 今年4月、台湾から来たクルーズ船・コスタ・セレーナ号を出迎えるため、八代港には「台湾加油(がんばれ)」と書かれた横断幕が張られた。その数日前に台湾東部沖で大地震が発生したことを受け、クルーズ船客にエールを送るため急きょ用意したものだ。 八代港は、熊本県内はもとより広く南九州一帯と世界を結ぶ国際物流の橋渡しを担う重要な港湾であるが、もう…
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本誌記事 テーマリポート
2024年06月号
【細島港】地元悲願の16号岸壁が今夏完成へ
海外で需要高まる県の原木 今年中に新たな岸壁を開設 日向市の細島港で2019年から整備が進められてきた16号岸壁が、今年利用開始となる。16号岸壁は、白浜地区国際物流ターミナルにあり、水深10メートルで長さ170メートル。10年ぶりの国の補助事業で、総事業費は約25億円。近年増え続ける中国向けの原木輸出などに対応する。 細島港で取り扱われる輸出品目のうち4割を原木が占める。年々増加しており、17年は前年から54%急…