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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年08月号
寸談余話(3)カウテレビジョン・高橋康徳社長/SmartHR・黒川怜早九州支社長
ネットテレビ局を創業し20周年 独自理論で中小企業の採用支援 中小企業を対象とするインターネットテレビ局・カウテレビジョン(福岡市)は、今年5月で創業20周年を迎えた。高橋康徳社長は「地域を代表する中小企業が人材難を抱える中、いかに新卒採用を成功に導き、その後活躍できる人材に育成させるか。その方法を自社で編み出し、企業と共有することで、多くの採用に導いてきた」と振り返る。 同社が編み出した方法とは、…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年08月号
閑人閑話「 しっぺ返し 」
今年も危険な季節がやってきた。言うまでもなく、初夏から秋にかけては台風や前線の影響で、大雨、洪水、暴風、高潮などによる自然災害が発生しやすい季節だ。実際、九州も毎年のように豪雨災害に見舞われている。2017年7月の福岡・大分県を中心とした九州北部豪雨、20年7月の熊本県・球磨川の氾濫、土砂崩れ、さらに昨年6月末から7月中旬にかけて福岡・佐賀・大分3県を見舞った九州北部豪雨─ざっと拾ってもこうだ。 日本は国…
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本誌記事 グラフ
2024年08月号
Kyushu PHOTOGRAPH「福岡県田川郡添田町」
天の川銀河と英彦山 天の川銀河は1年中見ることができる。天の川は旧暦の七夕。七夕というと7月7日を思い浮かべる。英彦山上空では夜の8時ぐらいが南東の方角に見やすい高さに昇る。旧暦の7月7日にあたり、夜空を見るには、現在の暦(新暦)であれば8月中旬から下旬にかけて見やすいとされている。この時期に周りの光源の影響が少ない地域で、夜空を仰いではいかがだろうか。
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本誌記事 特集・宮崎
2024年08月号
REPORT(2)《重点事業》次を見据えて市民目線で事業推進
宮崎市では、まちづくり、市民の健康増進や健康寿命の延伸、子ども政策、市役所改革など、多様な観点から次の100年を見据えた取り組みが実行されている。全ての事業には、市民をトッププライオリティー(優先事項)に置くという清山知憲市長の基本姿勢が反映されている。ここでは「宮崎オープンシティ推進協議会」と子ども政策についてリポートする。 産学官が連携して 課題の解決に挑戦 宮崎市が将来を見据えて新たに取り…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年08月号
<次の一手 第81局>詰将棋・詰碁
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本誌記事 エリアリポート
2024年08月号
【長崎】顧客との接点拡大する浜屋百貨店/「ココウォーク」への出店で若い客層の取り込み狙う
1939年に創業した長崎の老舗百貨店である浜屋百貨店が6月、市内の商業施設「みらい長崎ココウォーク」にサロン店舗をオープンした。路面店だった道の尾の店舗を閉店した上での新たな出店だが、市中心部の商業施設内とあって、新たな客層をターゲットとしている。地方百貨店の苦境が続く中、同百貨店はどのような戦略を描いているのか。 好調なサテライト店舗 商業施設にリプレース 新店舗の名称は「浜屋ココウォークプラザ…
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本誌記事 特集・Growth Companies
2024年08月号
【新日本製薬】「パーフェクトワン」がギネス世界記録認定 米国進出でグローバルブランド目指す
国内で8年連続売り上げ1位 初のセラムタイプの製品も販売 「美と健康の『新しい』で、笑顔あふれる毎日をつくる。」をパーパスに掲げる新日本製薬(福岡市)は、2024年9月期上期で前年同期比7・7%増の196億5600万円を売り上げた。同社の「パーフェクトワン オールインワン美容液ジェルシリーズ」は顔用保湿ジェル市場で売り上げ販売実績世界一となったことで、ギネス世界記録に認定された。同シリーズは昨年12月時点で累計8000…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年08月号
九州の志士「近代日本の財政指導者『松方正義』」
薩摩藩出身の財務官僚で、日田県知事、大蔵大臣、内閣総理大臣を歴任した政治家、明治の元老、松方正義。日本銀行の設立や紙幣整理の「松方デフレ」や「松方財政」でも知られる経済通、近代日本の財政指導者・松方正義の激動の生涯をたどる。 苦難経て文武両道の志士へ 松方正義は、1835(天保6)年、薩摩藩士・松方正恭(まさやす)(善蔵・為親)と袈裟子(けさこ)の四男として鹿児島城下の荒田村(現鹿児島市下荒田)に…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2024年08月号
〈沖縄〉泡盛の県内出荷「酒税軽減」の削減が始動
沖縄復帰特別措置法に基づく泡盛の酒税軽減措置の段階的な削減が今年6月15日出荷分から始まった。それまではアルコール度数30度の泡盛で35%(1 ・8リットル換算で189円)が軽減されていたが、今回と2026年、29年の軽減率引き下げを経て、32年5月に完全に廃止される。県酒造組合の新垣真一専務理事は「軽減措置の段階的廃止の決定から2年が経過したこともあり、各酒造所は冷静に受け止めている」と語る。ただ、「酒税の増加分を…
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本誌記事 春夏秋冬
2024年08月号
雑用こそ人生の突破口
フランス料理のカリスマシェフ三國清三(みくにきよみ)さんは、1954(昭和29)年、北海道増毛町の漁師の家に生まれた。家計が厳しいので中学卒業後、札幌の米屋で働きながら調理専修学校の夜間部に通学。北海道で最も格式高い札幌グランドホテルのコックになる夢を膨らませたが、中卒では雇用不可と知り失望。そんなとき調理学校の卒業記念テーブルマナー研修が同ホテルで行われることになった。この機会は逃せないと、三國少年…