財界九州ONLINE本誌記事のみを対象としたサイト内検索が可能です。
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
Radar
「くまもと未来奨学金」を創設/熊本県内の18社 熊本県内の鶴屋百貨店や肥後銀行、平田機工など18の企業が共同で新たな奨学金制度の「くまもと未来奨学金」を創設し、8月18日に熊本市で記念式典を開催した。 同制度は熊本県内の児童養護施設から県内の大学、短期大学、専門学校に進学する学生を対象に、申請者全員に入学前に30万円を給付することで県内の奨学金制度のさらなる充実を図るとともに、県内児童養護施設等在施設…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
寸談余話(4)福徳不動産・福島卓社長/HATARABA・西村泰成福岡支店長
子育て世代に銀行の旧社宅供給 好立地で適性家賃なら需要あり 長崎、佐賀、福岡の3県で不動産管理事業などを展開する福徳不動産(長崎市)は、長崎市が人口減少に歯止めをかけるために推進する「長崎市住みよかプロジェクト」の協力企業に認定されている。今年4月には十八親和銀行の旧社宅をリクシルと連携して、断熱性能やIoTを導入した「未来型集合賃貸住宅」としてリフォームし、適正家賃で子育て世帯に向けて供給した。福…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
四季漫筆「巷(ちまた)を徘徊(はいかい)する『モンスター』(上)」
2014年7月、長崎県佐世保市で高1女子生徒が殺された。加害者は同級の女子生徒で、1人暮らしのマンションで被害者の後頭部を鈍器で殴り、絞殺。直後、首と左手首を切断した。「人を殺したかった」「体の中を見たかった」。その動機に世間は震撼(しんかん)した。 少女は事件から満10年となった今夏、医療少年院での収容期限が終了し、社会に戻ってきた。院での少女は節目ごとに「なお矯正教育の継続が必要」との判断が下され…
-
本誌記事 エリアリポート
2024年10月号
【大分】別府市事業局設置で競輪事業拡充/収益向上に向けた改善施策で「市収入アップ」に貢献
大分県別府市は主催する別府競輪について、インターネット投票や夜間レースの開催、施設のリニューアルの効果で、昨年度過去最高の売り上げを達成した。財政状況が厳しさを増す中、収益の一部は市の一般会計に繰り入れられており、安定した公共サービスの維持に貢献している。一方、競輪場の遊休施設の有効活用など今後の取り組みが注目される。 競輪事業が財政に貢献 売上高過去最高を更新 大分県別府市は今年4月、市が手…
-
本誌記事 特集・くまもと
2024年10月号
─ 16年ぶりに新知事が誕生!! ─ TSMC効果や高速交通網整備で新時代へ
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
ゴルフ知恵袋「ドローとフェードを打ち分ける」
ティーショットで左右どちらかにOBゾーンがあったり、ピンの位置が左右に振ってあって、そのショートサイドに危険があったり、また、横風にあおられたりしているなどの状況の時に、ツアー選手などの上級者は、あえてボールに横回転のスピンをかけてボールを曲げて打つことにより、しっかりと思い通りの場所にボールを運んでいく戦術を持っています。 厳しいトラブルから脱出するために極端にボールを左右に曲げる技としてのフ…
-
本誌記事 テーマリポート
2024年10月号
【路線バス(2)民間統合】狙ったシナジー効果はまだ見えず/唐突だった沖バスによる東陽バス「全株式取得」の発表
今年1月、沖縄本島に路線を持つバス会社4社の一つである沖縄バス(那覇市)が東陽バス(南城市)の全株式を取得したと突然、発表した。しかし、それ以降、発表の文面に記された「さまざまな部門におけるシナジー効果」につながる対策を講じる動きはない。新たな構図の展開と合わせて、今後の動きが注目される。 沖バスの発表から半年余り 東陽バスとの連携は未着手 「東陽バスとはこれまで、路線バスにおいて主に中南部路線…
-
本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年10月号
食楽園「松本清張さんと平野耕治さん」
今年、年明け早々の1月3日、北九州市小倉北区の魚町銀天街と鳥町食堂街の火災で、松本清張さんが愛した中国料理〔耕治〕本店が焼失した。そのニュースに驚き、創業者の平野耕治さんに取材した27年前、1997(平成9)年の手紙や写真、記録などを手にすると、感慨深いものが去来した。 平野さんからの手紙の冒頭、清張さんとの出会いがこう記されている。 「清張先生は私が19歳の時、たまたま身体を悪くして小倉の兄の所で療養…
-
本誌記事 業界・地域リポート
2024年10月号
【動かすDX〈デジタルトランスフォーメーション〉(30)】AIカメラなど駆使し無人店舗決済/コンビニと自販機の中間にあるマイクロ商圏を取り込む
スーパーやコンビニなどを中心に、来店客が自ら商品バーコードをスキャンして店員を介さずに決済するセルフレジは珍しくない。コロナ禍もあり、こうしたセルフレジの導入は進んだ一方で、店舗の無人化の流れも拡大している。非接触というより昨今、深刻化している人手不足の解消をにらんだもので、その一つとして、TOUCH TO GO(TTG、東京)が展開する無人決済店舗システムが注目されている。 サービス業は人手不足深刻 非接触…
-
本誌記事 特集・くまもと
2024年10月号
【TOPmessage】八代市長 中村 博生 氏「“九州の中心”八代港など交通インフラを生かしまちづくりを」
本市は“九州の中心”に位置し、重要港湾である八代港や高速道路の複数のインターチェンジがあり、九州新幹線新八代駅に関しては、宮崎県において新幹線ルート「新八代-宮崎」間の調査・研究が行われるなど、交通の要衝としてのポテンシャルは高い。 一方で、県北が中心のTSMC(台湾積体電路製造)進出効果を県南地域にも波及させることが課題だ。そのため、八代地域で構想されている県営工業団地の早期実現に向けて、県と一体…