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本誌記事 業界・地域リポート
2023年12月号
【動かすDX〈デジタルトランスフォーメーション〉(21)】神社存続へメタバースで発信強化/海外客も視野にアバターで神社の歴史文化などを紹介
インターネット上の仮想空間(メタバース)に建物や境内などを再現した「メタバース神社」が注目を集めている。人口減少社会の到来で、参拝者や氏子の減少などのほか、昔から地域コミュニティーの一角を担っていた役割の変化など、神社を取り巻く環境も変化している。そこで、海外も視野に入れた神社の発信力強化の一環としてデジタル化を活用し、神社の将来的な存続につなげる狙いがある。 若い世代などとの接点に デジタルで…
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本誌記事 業界・地域リポート
2023年12月号
【INSIDE OUT〈福岡市都心再生〉】構想から30余年福岡セントラルパーク/進展の鍵は“県と市の関係性”と両首長のリーダーシップ
福岡市都心部にある“最後の一等地”の未来図がなかなか見えてこない。福岡市中央区の大濠公園と舞鶴公園を一体的に整備する「セントラルパーク」の構想から30年余り。旧福岡城内に残されている住宅と、両公園の管理者が福岡県と福岡市に分かれていたことで、「県市両首長の関係性が影響してきた」との声も聞こえる。 舞鶴公園の公共施設移転で国内屈指の「都市公園」構想 県と市が大濠公園(県管理)と舞鶴公園(市管理)を…
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本誌記事 業界・地域リポート
2023年12月号
【金融リポート】十八親和銀としてスタートして3年/圧倒的シェア持つ金融機関に託された地域活性化
十八親和銀行がスタートして3年あまりが経過した。ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と十八銀行が経営統合すると、県内シェアが7割強となることを公正取引委員会が問題視、経営統合を認める代わりに債権譲渡や金利動向モニタリングなど厳しい条件を課された。あれから約3年、合併後の県内の金融事情はどうなったか。 低金利で体力すり減らすも 経営統合には公取の高い壁 「シェアを奪い合うだけの金利競争から、地域の…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年12月号
〈北九州〉活用策のめどが立たない「メイト黒崎」
JR黒崎駅前の大型商業施設「メイト黒崎」活用に向けた動きが停滞したままだ。駅前一等地の空きビル問題は、行政関連機関が入るなどしてようやく再生した「コムシティ問題」の再来を想起させる。メイト黒崎は市が進めたJR黒崎駅東地区の再開発事業で整備された商業施設で、1979年に「黒崎そごう」「ジャスコ黒崎店」を核テナントにして開業した。黒崎駅は、乗降客数が九州管内3番(当時)と多く、にぎわいをみせていた。2000年に…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年12月号
〈沖縄〉「株式会社沖縄県」実現へ新ファンド設立
今年7月、経済的なリターンだけでなく、投資を通じて地域の社会課題の解決を図ることを目的とする「インパクトファンド」が初めて設立された。「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)を活用し、今年12月末をめどに県内外の企業や個人から出資を募り、最終的には総額2億円規模のファンド組成を予定している。 新設されたファンドの正式名称は「カリーインパクト&イノベ…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2023年12月号
〈証券市場〉東証プライムから九州は「5社」変更
東証プライム市場からスタンダードへの移行を認める措置が9月29日に終わったことを受けて、177社が移行を決めた。九州では、OCHIホールディングス(福岡市)やサニックス(同)、テノ.ホールディングス(同)、システムソフト(同)、ピエトロ(同)5社が移行した。 東証は、昨年4月に1部、2部、マザーズ、JASDAQの4市場を、グローバルに事業展開する大企業向け「プライム」、主として中堅企業向けの「スタンダード」、新興企…
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本誌記事 TOPINTERVIEW
2023年12月号
右田 聖秀 西日本電信電話 執行役員 九州支店長「“つなぐ使命”を継承し、ICTの力で 地域が抱える課題の解決に貢献する」
NTTグループで富山、岐阜、静岡以西のエリアを対象に、固定電話回線や光回線、ICTソリューションなどの事業を担う西日本電信電話(大阪市)の九州支店長に今年6月、日本電信電話(NTT)技術企画部門担当部長から転じた右田聖秀氏が就任した。コロナ禍を経て、通信が果たす役割はより重要になっており、カーボンニュートラルや人口減などのソリューションも求められる。その中で地域とどう向き合い、事業を展開していくのか。右…
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本誌記事 グラフ
2023年12月号
Kyushu PHOTOGRAPH「北九州市門司区東港町」
門司港レトロハイマート 門司港レトロハイマートは同地区の高層マンション。日本を代表する建築家、黒川紀章氏により設計された建物。地上31階、高さ103メートル。展望室からは関門海峡や門司港レトロの街並みを一望できる。西に陽が沈み、空が赤く染まった後、ライトアップした夜景に変わる美しさは息をのむ。特に11月下旬からはイルミネーションで門司港の街並みがガラス張りの開放的な空間から楽しめる。
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本誌記事 春夏秋冬
2023年12月号
働く父の背中
棟方志功が画家を志して青森から上京したのは1924(大正13)年、21歳のときだった。納豆売りや靴直し、看板描き、印刷会社などで働きながら絵を描き、公募展に挑戦するものの、画壇に顔がきく師匠がいるわけでもなく、絵の勉強を基本的にしたこともないので入選するのがやっとで、なかなか芽が出ない。 そんなとき日本創作版画協会展で川上澄生や古川龍生(りゅうせい)の作品に出会い、版画は日本のものだ、ゴッホも日本の版…
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本誌記事 テーマリポート
2023年12月号
回顧2023