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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年12月号
OH!ニッポン「共生と分断は紙一重 ~移民推進は日本の『自死』招く」
働く人が足りない。これからは一段と深刻化する。そこで政府は人手不足を外国人労働者で補おうとしている。具体的には、在留資格「特定技能」のうち、熟練した技能を持っている「2号」者の就業対象をこれまでの2分野から11分野に広げる。 特定技能制度は2019年4月、国内の労働力不足に対応するために導入された。1号と2号の区分けがある。これまで2号は外国人労働者が従事できる分野を建設と造船に限っていたが、今回の拡大で…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年12月号
refresh/アドバンス・伴 芳夫 所長
「一期一会の味わい」 コーヒーが好きだった母の影響もあってか、学生時代からずっとコーヒーを味わうのが楽しみだ。社会人になって本腰が入り、豆からひいたコーヒーの味わいに魅了された。さまざまなスペシャルティコーヒーも味わってきたが、それが高じ、10年ほど前から自家焙煎(ばいせん)を楽しんでいる。それも、電気式焙煎機は使わず、たき火で手いりする“たき火コーヒー焙煎”にはまっている。 社会保険労務士事務所…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年12月号
DATAでみる九州「西九州新幹線の経済波及効果」
西九州新幹線の経済波及効果は1736億円余 全ての自治体が駅前広場や通路などを再整備 九州経済調査協会は、今年9月に開業1周年を迎えた西九州新幹線がもたらす経済波及効果について分析した。新幹線(設備)以外の駅周辺の公共投資、民間の設備投資といったハード面について状況を整理し、合わせて佐賀・長崎両県への経済波及効果を推計し算出している。なお、経済波及効果については、主に(1)直接効果(2)第1次間接波及効…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年12月号
Two of Us/篠原 俊 篠原公認会計士事務所グループ 代表 × 今村 嘉太郎 能楽師
能は室町時代に成立し、600年以上の歴史を持つ代表的な日本文化である。悲しみや怒り、情や恋など人間の普遍の感情を表現することで、多くの日本人を魅了してきた。福岡を足場とする能楽師として活躍するのが今村嘉太郎さんだ。祖父、父の後を継ぎ、3代目として舞台で舞う。篠原公認会計士事務所グループ(福岡市)の篠原俊代表も今村さんに出会い、能の魅力に取り憑かれた一人だ。今では「今村嘉太郎君と能楽を楽しむ会」を立…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年12月号
KAIL/ジーコム社長 神﨑依子氏(5期)/共栄ビル・パートナーズ 江口 純一郎氏
KAILの卒塾生は、組織・社会・地域を変革し発展させるため、切磋琢磨(せっさたくま)し続け、日々奮闘する。「人財の森」に共通する志は「ギフトを社会へ返す」こと。KAILでの学びがリーダーシップの旅を歩む中でどのように活(い)かされたか。卒塾生が軌跡を語る。 九州・アジア経営塾(KAIL) 九州の産学官が連携して設立した特定非営利活動法人(橋田紘一塾長)。各企業・団体の中核の人材を対象とした「碧樹館(へきじゅ…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2023年12月号
あの日あの頃/福岡工業大学・村山 理一 学長
夢だった研究者の道を拓(ひら)いた企業への就職 私はノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹先生に憧れ、大阪大学大学院で物理を学んだ。しかし、物理という分野は優秀な人でも研究者として食べていくことが難しい。私は結局、当時ツテがあった住友金属工業への就職を決めた。 入社したのは1981年だが、その頃の鉄鋼メーカーはかつての勢いはなかったものの、危機感が強かったわけではなく、比較的のんびりしていた。入社直後…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年12月号
SPIRITS/エンドライン・山本 啓一 氏
モリアゲアドバイザーとして街を盛り上げる ■一時は笑い芸人を目指すも、心機一転ディスプレイ・ノベルティ・グッズの会社を創業された。その経緯は? 23歳のときに、ダウンタウンさんなど関西の芸人さんの人気が急上昇していたのを観て、「この世界で自分も」と芸人を志し、よしもと福岡に第7期生として参加しました。当時は、新人養成のための講義があるわけではなく、入ったらすぐ舞台に出るように言われて、訳も分からな…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年12月号
トップの横顔/CJCG ジャパン・剣持 研治 会長
「カンボジアの日常写した写真集」 私が会長を務めるCJCGは現在、鮮魚や食品各品の小売・卸売業、スーパーマーケット等での鮮魚店のテナント業を主な業務とする。しかし、2006年6月に設立した当時の事業は、日本の中古建設機械や農機具などの輸出だった。設立のきっかけは、カンボジア王国環境省行政部長とそのご子息から事業を依頼されたことだ。同国のインフラ整備が目的だったため、資金はカンボジアから提供されたが、為替の…
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本誌記事 ズームアップ(人)
2023年12月号
新TOPの風貌/西部電気工業・坂口 隆冨美 氏
「人材育成の強化・最適配置の推進により 都市インフラ事業、システムソリューション事業の拡大へ」 今年6月付でエクシオグループ取締役常務執行役員西日本本社代表から着任した。1987年に日本電信電話(NTT)へ入社後は、技術開発、設備運営、ビジネス営業、人事・採用・育成業務など、さまざまな分野で経験を重ねた。また、エヌ・ティ・ティ・ネオメイトなどグループ会社の社長も二度務め、「今に通じる大きな経験になった」…
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本誌記事 特集・くまもと県南フードバレー
2023年12月号
〈Topic〉県南のポテンシャル開花へ ―新たなフードビジネス創出/くまもと県南フードバレー経営塾生が躍動
くまもと県南フードバレー構想を実現・発展させるためには、地元の奮起が欠かせない。これには将来を担う若手経営者の輩出が求められる。これを担うビジネススクールとして一昨年の秋、「くまもと県南フードバレー経営塾」が開校した。昨年までの1、2期で23人が受講。その学びや交流を糧に、県南のポテンシャルを開花させる新たフードビジネスの創出に挑んでいる。今年9月の「くまもと県南フードバレーネットワーク促進交流会」…