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本誌記事 エリアリポート
2024年07月号
【佐賀】開業1年でアリーナ効果は絶大/羽生結弦さんアイスショーの経済効果「約4・8億円」
昨年5月に「SAGAアリーナ」が開業してから1年がたつ。プロスポーツの試合や人気アーティストのコンサートの開催時は人流を大きく変えている。特に、プロスケーターの羽生結弦さんのイベントでは約4・8億円の経済波及効果が算出されるなど、地元に好影響を与えている。一方で、さらなる経済波及効果拡大に向けた課題も浮上している。 “稼ぐ施設”として整備 最多入場記録の更新も 昨年5月13日にグランドオープンした「SAGAア…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
あの日あの頃/佐賀国際重粒子線がん治療財団・外 須美夫 理事長
恩師、そして「走ること」との出会い 私の人生の転機は主に二つある。一つ目は医師としての転機である。私は1978年に九州大医学部を卒業後、麻酔科の医師となった。麻酔科を選んだのは、手術中の患者さんの命を預かる仕事に魅力とやりがいを感じたからだ。 しかし、麻酔科医になって2年目に手術中の患者の心臓に異変が起き、心停止に陥った。幸い、蘇生に成功して患者は退院したものの、大変緊張した出来事だった。私は循環…
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本誌記事 NEWS SCRAMBLE
2024年07月号
〈熊本〉「TSMC効果」で物流施設の建設相次ぐ
TSMC(台湾積体電路製造)の熊本新工場の稼働をにらんで、菊陽町周辺エリアで物流施設の建設が相次いでいる。今年4月にはNIPPON EXPRESSホールディングス傘下の日本通運が大型物流施設を稼働、日本GLP(東京)は来年末にも大津町内に新たな物流拠点を設ける。先ごろ、TSMCが第2工場も同町に建設する意向を表明したことが強い追い風になっているようだ。 日本通運(東京)がこのほど稼働させた「NX熊本ロジスティクスセンター…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年07月号
【沖縄第一交通】より連携を深め多面的に事業展開/総合力を高めて「期待に応えられる」グループへ
第一交通産業グループが沖縄での事業に乗り出した背景には、路線バス事業を起点に事業の面的な展開を図るという狙いがあった。事業開始から20年が経過し、沖縄におけるグループの存在感は着実に高まっている。田中亮一郎社長は「各関係者と連携を深め、沖縄の潜在性を高める事業を展開したい」と語る。 長く参入したかった路線バス事業 グループが面的な展開図る起点に ─第一交通産業グループの沖縄事業がスタートして20年…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
Radar
第2回沖縄空手少年少女世界大会/沖縄県 厳しい鍛錬を通して強靱な身体と不屈の精神を培うとともに、心を磨き礼節を重んじる「平和の武」として今日まで受け継がれる空手は、沖縄が発祥の地。現在は、世界190カ国余り、約1億3000万人の愛好家がいるといわれている。沖縄空手を正しく保存・継承し、将来にわたっての振興を図る目的で今年8月8日(木)から12日(月)までの間、「第2回沖縄空手少年少女世界大会」が開催される。 …
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本誌記事 座談会・対談(スポット)
2024年07月号
【特別鼎談】グループ中核のカンサイが70周年
1954年、先代の忍田楢蔵(ならぞう)氏が福岡市でリスタートさせた電設資材卸・カンサイ(当時の関西電業)は、昨年3月に設立70周年を迎えた。95年に家督を継いだ勉氏はその後、M&Aなどで業容を大幅に拡大。現在、グループ11社のホールディングス(HD)社長に就いている。グループ中核のカンサイの社長職を昨年3月に譲った娘婿の本多利行氏と、これまでとこれからを語ってもらった。 司会進行:本誌編集主幹 山口真一郎 カンサ…
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本誌記事 ズームアップ(企業・団体)
2024年07月号
【沖縄第一交通】これからも地域密着経営にまい進/県民に「身近な存在」を志向し、歩み続けて20年
2004年に経営難だったバス会社の事業を継承してスタートした第一交通グループの沖縄事業。それから20年間、同グループはバス事業のほか、タクシー事業や不動産事業、高速船の運航事業と県民の生活と密接に関連しているだけでなく、沖縄を訪れる国内外の観光客などの利便性向上につながるサービスを提供し続けている。これからも同グループは、それぞれの事業の融合を図ることで沖縄経済の発展に貢献し続ける。 県民の声に耳を…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年07月号
Focus 公園整備【民間資金】パークPFIで進む公園再整備/にぎわい創出への期待と求められる「地域住民の理解」
人口減少などによって自治体の財政が厳しさを増す中、公園の維持管理に支障をきたしている。こうした中、民間の資金を活用するパークPFIの登場によって公園の再整備が進み、にぎわい創出に一定の成果を上げている。一方、受託する企業が大手に集中し、整備にあたっては地域住民への丁寧な説明が求められるなど課題も見られる。 自治体が公園維持に新手法 大手企業中心に関心高まる 自治体の財政状況が厳しさを増す中、都市…
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本誌記事 グラフ
2024年07月号
Kyushu PHOTOGRAPH「熊本県阿蘇郡産山村」
池上水源の光芒(こうぼう)と透き通る水 水のおいしさで有名な熊本県の阿蘇エリア。透明度の高い美しい水源は過去27~29万年前に阿蘇の大噴火によって生まれた火砕流堆積物の亀裂にたまり続けて貯留した地下水。猛暑の夏でも恒温13.5度で涼空間だが、明らかに外界とは異なる雰囲気と空気感を醸し出している。特に朝晩は木々の間から見える斜光線は美しく、風のない日は周囲の木々が水面にくっきり映し出され芸術的なリフレクシ…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【福岡市】アジアの交流拠点都市として着実に進化/相次ぐホテル投資や再開発計画で魅力向上へ
福岡市は今や全国でもまれな成長都市として認識されている。人口が増加し、海外からの企業進出も進み、街も活気を帯びている。インバウンドも増加しており、ホテルの開発計画も相次ぐ。中心部での再開発も進み、アジアの交流拠点都市としての歩みを着実に進めている。 上昇し続ける不動産価格 着々と進む「ビッグバン」 福岡市の人口は今年5月1日時点で165万1690人。政令指定都市では第5位で、2020年10月1日から23年10月1日…