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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【空港】利用者が復調し新たな設備も着々/インバウンド拡大で「コロナ禍前を上回る」ところも
コロナ禍での行動制限や水際対策によって、九州・沖縄の各空港は一時、利用者がほとんどいない状況となっていた。しかし、2022年に水際対策が緩和された後に、5類移行で行動制限がなくなったことで、インバウンドをはじめ、空港利用者が急速に増えている。民営化された福岡空港や熊本空港では新たな設備投資も進んできている。 福岡は過去最高の利用者数 インバウンドが押し上げる 福岡空港の2023年度の利用者数は約2493万…
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本誌記事 テーマリポート
2024年07月号
【飲食店】人手不足や物価高騰の影響じわり/行動制限緩和に伴う売り上げ増加も「コスト高」先行
行動制限緩和に伴う人流増加や、5類移行後のインバウンド層の利用により飲食店の売り上げは右肩上がりを続けている。しかし、人手不足への対応に加え、昨今の円安による仕入れ食材、燃料費の高騰や賃金上昇によるコスト高の逆風も吹いている。その中で、工夫を凝らした取り組みなどで現状を乗り越える動きも見られる。 経済再開で露呈した人手難 アルムナイなどで人材確保 飲食業でも5類移行後に露呈したのが人手不足。帝国…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
OH!ニッポン「皇位継承問題 ~旧宮家からの養子案を支持する」
皇位の安定的継承について各党による国会の議論が動き出した。中心論点は、政府の有識者会議が2021年12月の最終報告書で打ち出した(1)旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする(2)女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する─の二つだ。老生は(1)については賛同するが、(2)には反対する。反対の理由は、後年、必ず混乱の元となるからである。 皇位継承の在り方が議論されているのは、男系継承を貫くのが危うい状況に…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【福岡中央銀行】地域経済の持続的な発展に貢献するために
昨年10月、福岡中央銀行はFFG(ふくおかフィナンシャルグループ)と経営統合した。経営統合により、これまで経営理念に掲げてきた「中小企業専門金融機関」としての役割をさらに進化させ、地域になくてはならない銀行を目指す。 経営統合後の目指す姿 FFGとの経営統合は、福岡県を本拠地とする両社が力を合わせて、福岡県内の幅広いお客さまの課題解決や成長をサポートすることによって、地域社会の持続的成長に貢献してい…
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本誌記事 エリアリポート
2024年07月号
【北九州】O&Mで先行する風力産業拠点化/国内初の専門人材育成への「トレーニング施設」を開設
北九州市は2011年から、風力発電関連産業の集積を図る「グリーンエネルギーポートひびき」事業に取り組んでいる。洋上風力発電では大規模洋上ウインドファームが整備中のほか、風車の部材製造、組み立て、O&M(運用・保守管理)など、風力発電の総合拠点化を図っている。特にO&Mは5月に全国初の専門トレーニング施設が開設するなど、先行的な動きが加速している。 九州は洋上風力有力地 西日本唯一基地港湾指定 北九州市…
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本誌記事 特集・福岡都市圏
2024年07月号
【INTERVIEW】福岡商工会議所 会頭(西日本シティ銀行 会長) 谷川 浩道氏「取引適正化の推進で地域経済守る」/インバウンド回復も「行き過ぎた円安」には懸念
コロナ5類移行後、街ににぎわいが戻り、地域経済の回復が感じられるが、半面、原材料高や人件費の上昇で、地方の中小企業は、難しいかじ取りを迫られている。これに対し、福岡商工会議所の谷川浩道会頭は、大手などに「取引適正化」を強く求める。 「博多どんたく」に人出230万人 訪日外国人観光客数は“過去最高” ─今年は福岡商工会議所などが主催する「博多どんたく港まつり」が、コロナ5類移行後初めて“制限なし”で開催さ…
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本誌記事 業界・地域リポート
2024年07月号
再建への道は前途多難 山形屋ショック!!(1)長期の業績低迷から脱せず私的整理に/最終債権者会議前に「再建案内容」が漏れる
創業270年を超える鹿児島市の老舗百貨店「山形屋」が長期にわたる業績不振から取引金融機関の支援を受けて私的整理を進め、経営再建に乗り出すことになった。金融債務総額は360億円。山形屋が経営危機に陥った要因や、厳しい環境の中でスタートした再建は今後どうなるのか、3回シリーズで探っていく。1回目は私的整理に至るこれまでを主に見ていく。 事業再生計画案を承認 一部債権者には不満? 山形屋の再建に向けては昨年…
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本誌記事 連載(リポート・コラム・その他)
2024年07月号
四季漫筆「天寿は必ずしも長寿ならず」
新聞を手にしてまずどこから読むか。現役時代は1面をざっと見てから気ままにパラパラとめくっていた。それが歳(とし)を重ねるごとに、社会面とローカル版の死亡欄にやたら目が行くようになった。そしてあることに気づいた。死因に「老衰」が増えているのだ。 ちなみに昨年末から今年3月に亡くなったお笑いタレントの坂田利夫さん=死去当時(82)、写真家の篠山紀信さん=同(83)、元NHKアナウンサーの鈴木健二さん=同(9…
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本誌記事 春夏秋冬
2024年07月号
失敗は未来の成功
先月公開された草彅剛さん主演の映画『碁盤斬り』が、イタリアの第26回ウディネ・ファーイースト映画祭で、批評家に選出されるブラック・ドラゴン賞を受賞。白石和彌監督は「時代劇に可能性があることを肌で感じた」と語り、時代劇の常識を覆す感動の復讐(ふくしゅう)劇、と国内の評価も高い。この映画が撮影された京都の太秦(うずまさ)撮影所は高倉健さんの映画を数多く生み出した所。草彅さんは「高倉健さんが自分の中に…
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本誌記事 エリアリポート
2024年07月号
【大分】加速する台湾とのビジネス交流/官民で期待膨らむ「半導体関連産業」の波及効果
昨年5月にコロナの感染症法上の位置づけが5類に移行したことで、大分県内の観光や経済活動が再び活発化している。中でも地元関係者が復活に期待をしていた大分空港と台湾を結ぶチャーター便が再開された。また、ビジネス交流では、コロナ禍で対面での実施を中止していた台湾企業との半導体関連商談会が開催されるなど、これまで以上に台湾との交流が加速している。 台湾チャーター便再開 日台半導体商談会開催 今年2月、201…