九州の志士「紙幣用紙を開発した開化人『中村祐興(すけおき)』」

 旧柳川藩士で明治政府の官僚を務めた中村祐興は大蔵省紙幣寮の初代抄紙(しょうし)局長として、証券や公債用の貴重紙「中村紙」を開発、紙幣用紙の改良に尽力した。「心身統一法」の創始者である中村天風の父と…

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